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人の帰省や旅行が、猫にストレスな理由|ふだんと違う〇〇が危ない!

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年末年始は帰省を予定していたり、長期休暇により旅行へ出かけたりする人も多いですよね。そんな非日常な時季は、いっしょに暮らす猫にとってもかなり影響があるよう。

飼い主さんの帰省や旅行では、猫にいったいどんな問題が起きがちなのでしょうか?
詳しくご紹介します。

猫にとっては「移動」そのものがストレスに!

「猫だけで留守番させるのはかわいそう」と、猫を連れて外出したい人もいるでしょう。しかし猫は、来客や掃除さえもストレスに感じる動物。ましてやテリトリーである家の外に出るとなれば、猫にとっては相当なストレスになります。

たとえば猫と一緒に帰省する場合。どんな乗り物でも猫には負担なのですが、飛行機は猫が入ったケージが貨物扱いになり飼い主さんと離ればなれになることが一般的ですので、かなりのストレスに。

イラスト/ツキシロクミ

一緒に連れて行かないパターンだと、留守の間、知人などに猫を預ける人も。長距離の移動よりはましかもしれませんが、住環境がまるで変ってしまうこちらも猫にはストレスなのです。

イラスト/ツキシロクミ

猫に移動のストレスをかけないためにも、できれば猫がわが家で過ごせるよう、手配をしておきたいもの。帰省・旅行で2泊以上家を空けるときは、定期的にほかの人に自宅に来てもらい、猫のお世話をお願いできるといいでしょう。来客もストレスではありますが、移動したり預けられたりするよりは、猫への負担は軽くてすみます。
ただし、愛猫に持病などの不安がある場合は、動物病院などを利用するといいですね。

ふだんと違う「静かな」状況がストレスに!

猫は、ふだんと違うことが大の苦手なので、帰省や旅行などでの飼い主さんの不在に対する違和感や、刺激のない"静か"な状態が続くことに、ストレスを感じる場合があります。

たとえば、留守中は遊んであげられないぶん、遊びでストレスを発散できないことがストレスに。また、飼い猫は甘え気分を強く残しているため、飼い主さんにかまってもらえないことが続くと、とくに1匹飼いの場合はコミュニケーションを取る相手がいない欲求不満から、ストレスを感じることも。

イラスト/ツキシロクミ

留守番時のふだんと異なる環境からくる、猫へのストレスを軽減するには、猫だけで楽しめる環境を整えることが大切。たとえば、外を眺められる場所に猫タワーを設置したり、部屋のあちこちにおやつを置いたりしてみるのも一案です。ただしおもちゃなど、誤食の恐れがある物を置いて留守にするのは控えましょう。

要注意!ストレスがたまると「うれしい」ハズのことが悪い刺激に

このように年末年始は、猫のストレス要因があふれる時季でもあります。人でもそうですが、ストレスは多少かかるくらいなら、さほど問題はありません。しかし、蓄積されたストレスが猫の許容を超えたときに、心身に異常をきたす心配もあるのです。ストレスがたまっている状態だと、ふだんなら猫にとって「うれしい」ことさえも悪い刺激になり得ます。

イラスト/ツキシロクミ

たとえば、猫におやつを与える、猫といっしょに遊ぶ、スキンシップをする。多くの猫が好むこれらの「飼い主さんからアプローチされる」という行為。ストレスがたまって神経過敏になっている猫にとっては悪い刺激になる可能性があるので、「最近、うちの猫ストレスがたまっているかも」と思い当たる場合は、猫の様子をよく見ながら行うようにするといいでしょう。

イラスト/ツキシロクミ

人でも一年の疲れがどっと出がちな年末年始。飼い猫は、飼い主さんの生活環境にもろに影響を受けるので、ストレスを感じやすい時季なんですね。ストレスがたまると、問題行動のほか、病気発症の恐れもあります。できるだけストレス要因を除いてあげて、それでも気になることがあれば、動物行動専門の獣医師などに相談してください。





参考:『ねこのきもち』2018年12月号「じつは多い 冬のストレス、大丈夫?」(代官山動物病院と自由が丘動物医療センター 藤井仁美先生)
文/波坂 一
イラスト/ツキシロクミ
※この記事で使用しているイラストは2018年12月号「じつは多い 冬ストレス、大丈夫?」に掲載されているものです。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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