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【猫のタイプ別】楽チン歯磨き3つのテクニック

猫を苦しめる病気の中で、意外と多い病気といえば歯周病。

猫の口内は強いアルカリ性のため虫歯にはなりにくいものの、歯周病が非常に多いのが特徴です。特に、人の奥歯にあたる臼歯に歯垢、歯石がつきやすいので、歯磨きをしてあげるといいでしょう。

楽チン歯磨き1:歯磨き大嫌い猫は「軍手カミカミだけ」磨き


「いきなり歯ブラシ」では猫もオエッとなってしまうので、まずは、軍手を使った歯磨きに挑戦してみては? 手順は以下の通りです。


人の奥歯にあたる猫の臼歯

1.軍手の人差し指部分に丸めたガーゼと詰めます。そこの表面に、猫の好きなスープおやつをちょこっと付けます。

2.軍手を手にはめて、まずは猫の警戒心をとくため、ニオイをかがせましょう。スープおやつの香りですぐに猫は食いつくはず!

3.猫が軍手の人差し指をかんでくれたら大成功! 軍手をかむだけで歯垢除去の効果があるので、左右の奥の歯まで念入りにカミカミさせましょう。

1週間に2回以上が目安。ただし、猫が興奮してかみすぎてしまうこともあるので、軍手の人差し指部分に指を入れないようにご注意を。

楽チン歯磨き2:口の小さい子猫には「綿棒でササッと」磨き


口が小さい子猫や、口元をさわっても嫌がらない猫には、「綿棒でササッと磨き」がおすすめ。手順は、次の通りです。

1.綿棒をぬるま湯にひたらせます。

2.猫がリラックスできるように、あご下など猫が喜ぶ場所をさわってあげましょう。

3.ボディタッチの延長線上で口角を引っぱり上げて、歯と歯茎の間を綿棒で軽くくすりましょう。

臼歯の片側を5〜10秒、切歯と犬歯で5〜10秒と、ササッと終わらせるのがコツです。

楽チン歯磨き3:口の中を触ってもOKな猫は「ガーゼでゴシゴシ」磨き


口の中や歯を触ってもまったく動じない猫には、本格的な「ガーゼでゴシゴシ」で念入りに磨きましょう。手順は次の通りです。

1.人差し指にガーゼと巻き、全体をぬるま湯でぬらします。

2.「綿棒でササッと」磨きの2.と同じように、猫の喜ぶあご下や口の周りなどをさわってリラックスさせます。念入りに磨くので、猫の背後から抱きかかえるようにしてタッチすると、その後のゴシゴシがスムーズでしょう。

3.ガーゼを巻いた人差し指を、猫の臼歯部分に差し入れ、横に繰り返し動かして磨きます。片側15秒が目安。

上下の歯を一度に磨くのがコツ。ただし、歯茎を痛めないように指の腹を使ってやさしく磨きましょう。

「猫の食欲がない…」と心配になって動物病院へ連れて行ったら、歯周病で痛くて食べれなかった…ということは少なくありません。重度の場合、抜歯するしかない場合も…。

そうなる前に、猫の口の健康に気をつかい、タイプ別に歯磨きに挑戦してみましょう。



参考/「ねこのきもち」2018年11月号『3ステップで楽チン! オーラルケア』
指導/山地七奈子先生(フジタ動物病院獣医師。日本小動物歯科研究会所属)、三浦紫陽子さん(フジタ動物病院看護師)
撮影/奥山美奈子
写真協力/フジタ動物病院
文/ヤマモト トモミ
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