猫と暮らす
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猫のおやつ、ねだられるままに与えても大丈夫? タイプ別メリット・デメリット&注意点
猫におやつは必要?
猫の場合、総合栄養食(フード)の栄養のみで十分健康を保つことができるからです。
また、猫の特徴として「おいしいもの以外は食べたがらない」という性質もあり、あまりグレードの高いおやつを与えると、普段のごはんを食べなくなるおそれもありますので気を付けましょう。
おやつはご褒美として
おとなしく爪切りなどのケアをさせてくれたなど、飼い主さんの言うことを守れたときに「よくできたね」という意味を込めておやつを与えましょう。
「頑張ればご褒美がもらえる」「言うことを聞けばご褒美がもらえる」ということで、猫も飼い主さんの言うことを守ろうとしてくれますし、ご褒美があれば猫のストレスを減らすことにもつながります。
おやつのタイプ別メリット・デメリット
①ドライタイプ
・嗜好性が高い。
・歯磨き効果や体臭を防ぐ効果が期待できるものもある。
・歯石が付きにくい。
・普段ドライフードを食べている猫にはなじみやすく与えやすい。
・保存がしやすい。
<デメリット>
・他のタイプよりも保存料がやや多めに含まれている。
・カリカリとした食感を好む猫が多いため、うっかり与え過ぎないよう注意が必要。
②ウエットタイプ
・柔らかく食べやすいので、噛む力の弱い子猫やシニア猫にぴったり。
・ドライタイプよりも嗜好性が高く、味のバリエーションも豊富。
・缶詰、ペースト状、ムース状など、種類や形状もさまざまなものがある。
<デメリット>
・歯石が付きやすい。
・一度開封すると保存がきかないので、短期間で使い切らなければならない。
・ドライタイプよりも価格が割高。
③ジャーキータイプ
・ほとんどのものが塩分控えめで添加物が含まれていない。
・噛みごたえがある。
・開封後も密閉しておくことで保存がきく。
<デメリット>
・乾燥させた肉のため大変硬く、そのまま与えると丸呑みしてのどに詰まらせたり、胃腸の弱い猫は消化不良を起こしたりする危険性があるので、小さくちぎって与えなければいけない。
④フリーズドライタイプ
・素材本来の風味や食感、柔らかさを損なわない。
・保存料や着色料などの添加物がほとんど含まれていない。
<デメリット>
・肉のうま味を感じやすく、多くの猫が喜んで食べるので、与え過ぎに注意が必要。
・ジャーキータイプ同様、小さくちぎって与えなければいけない。
⑤材料を加工したタイプ
・味付けが一切されていない素材そのものの味。
・猫の肉食の本能も刺激されるおいしさ。
・手作りすることもできる。
・素材を乾燥させただけなので添加物も含まれない。
<デメリット>
・小さくちぎって与えないといけない。特に噛む力の弱い子やシニア猫の場合は注意が必要。
ただし、あくまでおやつはおやつですので、与え過ぎに注意して、猫とのコミュニケーションツールとして上手く役立ててくださいね。
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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