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【獣医師監修】ラグドールの飼い方は?特徴や性格、毛色などを紹介!
ラグドールってどんな猫?
見た目の特徴は?
猫種のなかでは最大級の体の大きさを持ち、がっしりとした筋肉質の体つきをしていますが、その綿菓子を彷彿とさせるフワフワの体やふっくらとした頬、ふさふさとしたしっぽなどから、たくましさのなかにも優美さをも感じさせるでしょう。
また、特徴的なクリクリの卵型の瞳は鮮やかなブルーに彩られ、まるで宝石のような光を放ち、見る人を魅了してやみません。
ラグドールの歴史って?
当時のブリーダーであるアン・ベイカーという女性が、飼い猫であったポイントカラーの猫と、近所で飼育されていた長毛の白猫とを交配させ、さらにその子猫同士を交配させて産まれたのが、NCFA(全米愛猫協会)に初めてラグドールとして登録された猫なのです。
ラグドールの性格は?
穏やかな性格で人に抱かれることを好む順応性の高さから、比較的新しめの猫種であるものの、すでに高い人気を誇っています。スキンシップやコミュニケーションがとりやすいため、体こそ大きいですが、初めて猫を飼う人でも飼いやすい猫種といえるでしょう。
オスとメス、性別による違いはあるの?
もちろん、性格の特徴には個体差があるので、一概に述べることはできません。
ラグドールの毛色はなにがあるの?
生まれた直後の子猫は全体的に白い部分が多く、成長するにつれて、少しずつ本来の毛色や毛柄が現れてきます。
ラグドールを飼うときに注意することは?
飼育環境や日々のケアは?
なお、人とのスキンシップが大好きなラグドールですが、その一方で、あまり活動的ではなく、運動不足になりやすい傾向があるとされています。運動不足は肥満にもつながってしまうため、飼い主さんから積極的に遊びに誘ってあげましょう。
自発的な運動量を増やすためにも、猫タワーを用意したり家具で段差を作ったりと、立体的な上下運動ができるような環境を整えてあげられるのが理想です。
また、長毛ゆえに毛づくろいで大量の抜け毛を飲み込んでしまいやすいため、毛玉ケアのフードを与える、小まめにブラッシングをするなどのケアも必要でしょう。
かかりやすい病気はあるの?
【肥大型心筋症】
心臓の筋肉が暑くなり過ぎてしまうことにより、心臓に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。
【毛球症】
胃腸などの消化器官内に毛玉ができ、うまく吐き出すことができずに詰まってしまう病気です。
【尿石症(ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム)】
尿路内に石が形成されることにより、血尿や膀胱炎の原因となる病気です。
寿命はどのくらい?
ただし、猫の寿命を左右する要因は、食事や日々のお手入れ、環境によるストレスなどさまざまです。飼い主さんが愛情をもって大切にお世話をすることが重要といえるでしょう。
ラグドールをお迎えするには?
ラグドールは、少し前までは希少種とされていましたが、現在では人気が出て頭数が増えたことにより、その価格相場にも変化が出てきています。
猫飼い初心者さんにもおすすめのラグドール
人とのスキンシップが大好きなラグドールですから、家族として迎え入れたときには、飼い主としても最大限の愛情を注いで大切にしてあげたいものですよね。
猫の飼育が初めての方でも飼いやすい猫種なので、猫を飼ってみたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にラグドールの飼育を検討してみてはいかがでしょうか。
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【穏やかでスキンシップ好き】ラグドールの性格の特徴や魅力、飼い方って?』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/mieux
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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