猫と暮らす
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今のうちから考えよう! 猫のしあわせな後半生のためにできること
この記事では、猫のしあわせな後半生(シニア〜看取り)のために、今のうちから考えておきたいことについて見ていきます。
シニアになり、猫に少しずつ変化が見られる
具体的な例を挙げると、次のような変化が見られます。
- 足腰が弱って、動きがゆっくりになった
- ときおり、苦しそうな様子を見せるように…
- 耳が遠くなって反応が鈍くなったり、鳴き声が大きくなった
- 高齢ならではの病気にかかることも…
早期発見したい重い病気にかかるリスクも
早期に発見できるよう、気になることがあったらすぐに獣医師に相談をしましょう。
それぞれに合ったこまやかなケアをしましょう
たとえば、「猫トイレをまたぐのが大変そうになってきたな」と思ったら、その入り口に小さな台を置いて段差を少なくしてあげましょう。
最近はシニア向けのグッズもたくさんあるので、活用してみてもよいでしょう。
先輩飼い主さんが実感 「愛猫が若いうちからしておきたかったこと」
ここからは、先輩飼い主さんが感じた「愛猫が若いうちからしておきたかったこと」についてまとめました。
信頼できるかかりつけ医をじっくり探す
愛猫が若いうちから安心して任せられるかかりつけ医を探し、信頼関係を築いておくようにしたいですね。
1匹飼いなら、2匹目を迎えるか考える
ただし、新しい猫の存在はシニア猫には負担になるので、迎えるなら若いうちがよいでしょう。
生活環境を見直す
老化に合わせてお世話を変えようと思っても、猫が受け入れないこともあります。先々を見据えて、若いうちに一生続けられる環境をつくってあげましょう。
情報収集をしっかりする
お世話や病気の情報は、命にもかかわります。著者が明らかな、信憑性のある情報を参考にするようにしましょう。
気持ちを分かち合える人を見つけておく
そのときに話を聞き、理解を示してくれる相手を探しておくと、大きな救いとなるでしょう。
飼い主さんにできるのは、愛猫の寿命をまっとうさせること
そうすることは愛猫だけでなく、飼い主さん自身のためでもあります。愛猫を看取ったあと、飼い主さんの心に少しでも悔いを残さないためにも、必要なことなのです。
(監修:出版社勤務を経て、フリーランス・ライターに転身。一般社団法人ちよだニャンとなる会の副代表理事 香取章子さん)
イラスト/橋本豊
文/雨宮カイ
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