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猫の口臭がひどいときに考えられる3つの原因

「愛猫の口のニオイ、なんかちょっと臭いかも……」


そう感じたとき、放っておくのは要注意! そのニオイは、異変のサインの可能性が高いのです。ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

猫の口が臭いときに考えられる3つの理由

ヘソ天する猫
getty
猫の口が臭いなと思ったときに考えられる原因には、おもに以下の3つが考えられます。

  • 歯周病:歯肉に炎症が起こる歯肉炎や、歯のまわりの組織が炎症を起こす歯周炎の総称。
  • 口内炎:歯茎や舌、口腔粘膜などが炎症を起こす病気。
  • 慢性腎臓病:尿をつくる腎臓の機能が低下する高齢猫に多い病気。


口臭以外の症状にも要注意!

眠る猫
getty
歯周病や口内炎などの口腔の病気においては、口臭だけではなく食欲低下、歯の表面が茶色い、歯茎が赤い、口の中からの出血などほかの症状も出てきます。

また、慢性腎臓病では尿毒症の症状が出てくると、口臭が強く感じられます。

猫は痛みを我慢しがちな動物

猫は痛みを我慢する習性があるので、異変に気づきにくいことが問題に。飼い主さんは、できる限り異変のサインを見逃さないようにしたいですね。

気づいてあげたい猫の異変

口を開ける猫
getty
異変のサインとしては、お水をたくさん飲む、おしっこをたくさんする、尿毒症の症状がでてくると嘔吐や便秘、元気がなくなるなどの症状もでてくるでしょう。

そのため、水を飲む量が増えたり、尿が増えたりする場合は、早めに検査をしてみてください。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka
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