猫と暮らす
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秋・冬に注意! 猫のために飼い主さんが気にかけたい3つのこと
今回は、秋・冬の季節に猫に気にかけてあげたい3つのことについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説。病気や事故など注意したいことがあるようです。
①猫風邪
飼い主さんができること
ほかにも、栄養価の高い食事を与えることも免疫力を高めることに効果的です。
②肥満
ただし、消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多い状態であれば猫は太り、体に必要以上に脂肪が溜まると肥満になってしまいます。寒いのが苦手な猫は動くのが面倒になり、運動不足になるので、猫は肥満になってしまいがちに。
肥満はさまざまな疾患の原因に!
飼い主さんができること
- キャットフードの適正な給与量を設定して与えること
- 食事を与えてもおねだりが強い場合は、食物繊維などが配合された満腹感のあるフードを使用する
などの工夫をしてみましょう。
ダイエットができたとしても、猫も一度肥満になると人間と同じようにリバウンドしやすいと言われているため、肥満にさせないことが重要です。
③脱走
脱走の理由としては性衝動によるものや、窓が開いていたなどのアクシデントによるもの、もともと外で暮らしていた猫が縄張りを確認しに行きたくなったなどが考えられるでしょう。
アクシデントとしては、「掃除機をかけるときに窓が開いていた」「移動中にキャリーケースが突然壊れた」「来客の際にドアが開いていた」「ベランダから飛び降りた」などによる脱走も。
空気の入れ替えなどで窓を開ける機会もあると思いますが、くれぐれも愛猫が脱走しないように注意してください。
飼い主さんができること
たとえば……
- 縦の空間を使って遊べるキャットタワーやキャットステップなどの設置
- 飼い主さんがおもちゃを使って猫と遊んであげる
- 猫が安心してくつろげる場所を作ってあげる
などはいいと思います。また、物理的な脱走防止策としては……
- 猫が脱走しそうな窓は開けない
- 猫用脱走防止用の扉やパーテーションなどの利用
- ストッパー(網戸ストッパーやドアストッパーなど)をつける
などが効果的です。物理的な方法と並行して……
- キャリーケースなどは使用する前に壊れていないか確認する
- 猫が通る場所の窓を開けない
など、人間側も猫の脱走に注意を払うようにすることが大切です。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/nekomam
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