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猫に与えてはいけない食品って何?気をつけたい3つの成分

飼い猫の寿命は年々延びているといわれています。キャットフードなどの研究が進み、猫の体に適したものが増える一方で、人と生活していると思わぬ食品が猫の健康に悪影響を及ぼしてしまうケースも。今一度猫に与えてはいけない食品を確認しましょう。

ミネラルが多いものは結石のリスクが

見上げる猫
getty
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルがオシッコの中に増えると、結石ができやすくなり、ひいては膀胱炎や尿石症などの泌尿器系の病気にかかってしまうリスクが高まります。
中でも気をつけたいのが、結石が尿道に詰まってしまうこと。排尿ができなくなる尿道閉塞になると、最悪の場合死に至るケースも。

同じ観点から、結石の生成につながるシュウ酸などが多く含まれているアクの強い野菜も避けたほうがいいでしょう。

これらの成分が含まれるにぼしやかつおぶしをはじめ、ほうれん草、いんげん、なす、たけのこなどの食品は、猫に与えないように注意してください。

炭水化物は肥満のもとになる可能性あり

寝ている子猫
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猫は基本的に肉食動物のため多くの炭水化物を必要とはせず、野生時代は獲物の体内にある炭水化物で補えていました。
飼い猫の場合も、総合栄養食のフードを食べていれば十分。必要以上に摂取してしまうと、消費しきれず肥満の原因になる可能性があります。

該当する食品は、ごはんやトウモロコシ、ジャガイモなど。食パンやうどん、そうめんなどの粉からつくられた食品は、製造過程で生地そのものに塩分が使われていることも多いため、特に与えないようにしましょう。
またこれらの食品を食べるときはバターやジャム、めんつゆなど、猫にとってよくないものと摂取することが多いため、その点も注意が必要です。

脂肪が多いものは重篤な病気につながる場合も……

うらやましいのかな?
getty
脂肪の多いものを必要以上に摂取することは、人と同様、猫にとっても肥満の原因になりかねません。
また脂肪は猫の消化器に負担を与えるため、あらゆる病気を招くリスクも高まります。中には糖尿病などのような、完治が難しくずっと付き合っていかなければならない病気にかかってしまうケースも。

これに該当するフライドポテトやマドレーヌなどの甘いお菓子、バター、生クリーム、コーヒーミルク、マヨネーズなどは与えないようにしましょう。特にフライドポテトなどの酸化した油は、発がん率を高める可能性もあるのだとか。
なんとなく予測がつくものから、これもダメなの?と驚くようなものまで、人の食品が猫の体に与える影響は実にさまざまです。一度にすべてを把握するのは難しくても、本当に猫に悪影響はないのか、与える前にひとつひとつ確認していくよう心がけたいですね。
参考/「ねこのきもち」2015年7月号『切り取って保存できる! 絶対NGな食べ物一覧付き 与えてはいけない! 人の食べ物とその理由』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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