猫と暮らす
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猫の「ぷにぷに」肉球に異変!? 治療が必要なトラブルとは?
この記事では、治療が必要な猫の肉球トラブルの例について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の肉球トラブルの例
「肉球のトラブルとして考えられるのは…
- 切れている(どこかで切った、ケガした)
- 皮が剥けたり痂皮ができている(やけど、すりむいた、腫瘍、自己免疫性疾患、皮膚病)
「小さい傷は放っておいても治ります。しかし、腫瘍や自己免疫性疾患、皮膚病は、それぞれに応じた治療が必要です。刺さったツメは切って取り除き、肉球の腫れや炎症をとる治療をします。
歩くときに肉球が地面につくので、違和感があると歩こうとしなかったり、痛みで歩けなくなる可能性もあります」
猫にしてあげたい肉球ケア
「高齢になって肉球の血行が悪くなることが多いのですが、嫌がらなければマッサージしてあげると血行がよくなります。
デリケートな部分なので触らせない猫も多いですが、見たり触ったりできるのであれば、肉球にまつわる病気を早く発見できます」
心臓の悪い猫は足に血栓がとんで肉球が冷たくなることも
「心臓が悪い猫を飼っている飼い主さんは、覚えておいてほしいことがあります。
血栓が後ろ足のほうにとんでしまった場合、足の動きが悪くなり、後ろ足の肉球が冷たくなることがあります。受診の際の手掛かりにもなりますので、飼い主さんは日頃からよく愛猫の肉球を確認してあげるようにしてみてくださいね」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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