猫と暮らす
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動物愛護推進の一環。特産品・会津木綿で猫の首輪を制作
地域住民と一緒に動物愛護に取り組みたいー…!
身近なもので意識向上を図る
そこで、センターでは動物愛護にまつわるドキュメンタリー映画の上映会を開催。「上映する映画は、動物愛護活動を行うボランティアや譲渡を行う行政、引き取りを希望する飼い主さん、保護された猫たちの様子などが収録されたもの。映画など身近なもので動物の幸せについて考えるきっかけができればと考えています」(センター次長の谷津さん)。
また、福島県庁では「猫の飼い方講習会」を実施。「多くの人に参加していただこうと、日曜日に県内の5つの地域で開催しました。参加した方からは猫の病気や生態について学ぶことができたと好評をいただいています」と話す谷津さん。
「譲渡が決まった猫に着けて、新しい飼い主さんにお渡ししています。私たちが住むこの福島県で保護された小さな命を大切にしてほしいという気持ちが込められています」(谷津さん)。
こうしたさまざまな工夫で住民へのアプローチを続けています。
引き取り数の削減を目指して
「一人暮らしの高齢者が入院などの場合は仕方がないのですが、多頭飼育崩壊で手に負えなくなってしまったという理由で引き取り依頼されることも……。その場合は、不妊手術や終生飼養の徹底を促していますが、適正飼養の普及が進んでいないのだと感じます。この課題を解決すべく、今以上に対策を考えていきたいです」と谷津さん。
動物の幸せを願って名付けられた「ハピまるふくしま」。そのさらなる実現のため、今日も課題解決に奮闘します。
猫の適正飼養に関する知識は、飼い主だけでなく地域住民のみなさんにももっていてほしいもの。家族や友人と情報共有をしてみるのもいいかもしれませんね。
文/carrie-the-cat
※この記事で使用している画像は2021年4月号「猫のために何ができるのだろうか」に掲載しているものです。
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