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ジメジメ時期は細菌の繁殖に注意! 愛猫のフード・水・食器の衛生管理4つのコツ
雨が多く、湿度が高くなる季節は、フードや水、食器などに細菌が繁殖しやすくなります。猫の健康に悪影響を及ぼすこともあるので、この時期は一層衛生管理をしっかりと行うことが大切です。
今回は、ジメジメ時期に取り入れたい、猫のフード・水・食器の衛生管理のコツを4つご紹介します。
今回は、ジメジメ時期に取り入れたい、猫のフード・水・食器の衛生管理のコツを4つご紹介します。
その1:フードは小分けにして保存する
フードは湿度が高いと傷みやすく、袋を1日に何度も開けると劣化が進みやすくなります。
そこで、1回分の食事×1日の食事の回数分を保存用パックに入れ、さらに密閉できる容器に保存するようにしましょう。
そこで、1回分の食事×1日の食事の回数分を保存用パックに入れ、さらに密閉できる容器に保存するようにしましょう。
その2:水はこまめに取り換える
水は猫が直接口をつけるため、唾液や食べカスから細菌が繁殖します。飲みかけの水を室温26℃・湿度85%の環境に置いた状態で、細菌がどれだけ繁殖するのか調べたところ、1日で約8.5倍になるという結果も。
水飲みボウルを使っている場合は、1日2~3回を目安に水を交換すると安心でしょう。また、仕事などで家を空けることが多い場合は、循環タイプやボトルタイプの給水器を使用するのもよい方法です。
水飲みボウルを使っている場合は、1日2~3回を目安に水を交換すると安心でしょう。また、仕事などで家を空けることが多い場合は、循環タイプやボトルタイプの給水器を使用するのもよい方法です。
その3:食べ残したフードはすぐに片付ける
水と同じように、猫の唾液がついたフードは、細菌が繁殖しやすくなります。また、猫が食べ残したフードをしばらく放置しておくと、フード自体がしけってしまうことも。
食べ残しのフードはすぐに片付け、使い終わった食器は毎回必ず洗うようにしましょう。
食べ残しのフードはすぐに片付け、使い終わった食器は毎回必ず洗うようにしましょう。
その4:食器を洗ったら消毒をする
食器はよく洗っても菌が残ることが多いので、洗ったあとに消毒用エタノールを吹きかけ、ペーパータオルで拭きましょう。また、週に1回程度、耐熱容器に熱湯を入れて食器を浸け、熱湯消毒するのもおすすめ。その際は、やけどに十分注意してください。
もし食器に傷が目立つようなら、傷がつきにくいステンレス製のものに買い替えを検討しましょう。洗いやすく、菌が繁殖しにくいという特徴もあります。
もし食器に傷が目立つようなら、傷がつきにくいステンレス製のものに買い替えを検討しましょう。洗いやすく、菌が繁殖しにくいという特徴もあります。
人も猫も健康に梅雨を乗り切ろう
なおこの時期は、猫だけでなく人の衛生面も気になります。とくに猫の飼い主さんは、猫からうつる感染症を防ぐためにも、衛生対策は必須といえるでしょう。
こまめな掃除で部屋を清潔に保つのはもちろん、台所やお風呂場といった細菌やカビが繁殖しやすい場所には、できる限り猫を入れないようにすると、飼い主さんの衛生面も安心です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
こまめな掃除で部屋を清潔に保つのはもちろん、台所やお風呂場といった細菌やカビが繁殖しやすい場所には、できる限り猫を入れないようにすると、飼い主さんの衛生面も安心です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年6月号『じめじめした気候で猫のテンションも下がりがちだから…梅雨どきの快適指数アップ術』(監修:エフシージー総合研究所暮らしの科学部部長 環境科学研究室長 農学博士 川上裕司先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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