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夏バテと思ってたら「胃腸炎」だった!? 気を付けたい猫の胃腸炎の原因と症状
猫も人と同じように夏バテになることがあるため、夏は体調を崩しやすくなります。しかし、夏バテの症状はほかの病気の兆候とよく似ていることもあり、夏バテなのか病気なのか、見極めが必要に。
今回は、夏バテと間違えやすい胃腸炎について解説します。
今回は、夏バテと間違えやすい胃腸炎について解説します。
胃腸炎の症状は?
胃腸炎になると、嘔吐を繰り返したり、ウンチのときにしぶりが見られたりするようになります。ウンチのしぶりは大腸の炎症によるもので、便意だけがあるため、ウンチを出す姿勢をとってもなかなか出ないという状態に。
また、下痢(軟便)や食欲不振、元気がないなど、夏バテと同様の症状も見られます。
また、下痢(軟便)や食欲不振、元気がないなど、夏バテと同様の症状も見られます。
胃腸炎の主な原因はストレス!
胃腸炎は、さまざまなストレスが引き金となって発症します。気温の変化をはじめ、冷房の効きすぎや引っ越し、家族構成の変化などが影響する場合も。
また、胃腸炎の原因のひとつとしてあげられる、誤食や寄生虫の感染も、実はストレスが根本的な要因となっていることがあります。猫はストレスを感じるといろいろなものをかじり、かじったものを飲み込んでしまうのだとか。また、ストレスによって免疫力が低下することで、腸内にいるジアルジアなどの原虫の増殖につながってしまうようです。
また、胃腸炎の原因のひとつとしてあげられる、誤食や寄生虫の感染も、実はストレスが根本的な要因となっていることがあります。猫はストレスを感じるといろいろなものをかじり、かじったものを飲み込んでしまうのだとか。また、ストレスによって免疫力が低下することで、腸内にいるジアルジアなどの原虫の増殖につながってしまうようです。
胃腸炎の治療法は?
胃腸炎の治療は、その原因や症状に応じて吐き気止めや整腸剤、抗生剤、消化のよいフードなどを与えて行います。寄生虫の感染が原因の場合は、駆虫薬の投与も。誤食が原因の場合は、飲み込んでしまった異物によっては、手術で取り除くケースもあるようです。
環境の変化などによるストレスが疑われる場合は、先述した治療に加えて、その原因を取り除いたり、できるだけストレスにならないように工夫したりすることも、同時に行っていきます。温度の変化が原因の場合は、猫が好む布などを置いておき、冷房が効きすぎて寒いときに自主的に潜れるようにしておくとよいでしょう。
環境の変化などによるストレスが疑われる場合は、先述した治療に加えて、その原因を取り除いたり、できるだけストレスにならないように工夫したりすることも、同時に行っていきます。温度の変化が原因の場合は、猫が好む布などを置いておき、冷房が効きすぎて寒いときに自主的に潜れるようにしておくとよいでしょう。
夏バテであれば、その原因を取り除くことで回復することが多いものです。しかし夏バテの対策をしてもなかなか症状がよくならないようなら、このような胃腸炎になっているおそれも。夏バテだと油断せず、早めに獣医師に相談してくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年7月号『症状や猫の様子でカンチガイしないで! その「夏バテ」、じつは病気かも』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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