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猫が喜ぶ「お尻トントン」のコツやタイミング、注意点をご紹介!

喜ぶ猫が多いという「お尻トントン」を知っていますか?なぜお尻をトントンとされるのが好きなのか、どんな風にしたら喜んでもらえるのかをご紹介します。
ねこのきもち獣医師相談室の先生にも、お尻トントンのポイントについて教えていただきました。

どうしてお尻トントンされるのが好きなの?

爪をとぐペルシャのあいちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のしっぽの付け根には、生殖器につながる神経があるため、お尻近くをトントンされるのが好きな猫が多いようです。とくにメス猫は、トントンされることで交尾に似た刺激を感じやすいのだとか。

猫が喜ぶお尻トントンのタイミングや、やり方を知りたい

こちらをみつめるサイベリアンのミルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
大切なのは、猫がお尻トントンをしてほしいタイミングにしてあげること。猫が自ら寄ってきたときや、リラックスしているときに腰のあたりを撫でてみて、嫌がらないか確かめてあげましょう。
また、猫はうれしいときにお尻を上げ、しっぽの付け根をトントンとしてほしがることも。このようなしぐさを見せたときも、お尻トントンをしてもいいタイミングです。
手のひらや指を使って優しくトントン、ポンポンと触ってあげましょう。

・喜んでいるときのしぐさ
お尻トントンをされてうれしい場合は、少しトントンしてやめたときに、おねだりするようなしぐさを見せます。

・嫌がっているときのしぐさ
お尻トントンが嫌だった場合は、唸ったり、イカ耳になってこちらを見てきたり、触れることを拒むなどの反応を見せることも。
やめてほしい反応をしているときに続けてしまうと興奮状態になります。興奮させてしまうと、攻撃的になることもあり、怪我をする可能性も。嫌がるしぐさを見せたときは、程よいところで中断するようにしましょう。

さらに気をつけたいポイントを教えていただきました

ごきげんなミケのつばきちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――お尻トントンをする際は、実際にお尻(肛門部分)を触ったほうがいいのでしょうか?

ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「肛門部分を触るのは、衛生的によくないのでやめましょう。
『お尻トントン』といっても、実際に触るのは肛門部分ではなく、背中側で大丈夫です」

――「メス猫は、交尾に似た刺激を感じやすい」ということですが、繁殖期の時期などはやらないほうがいいのでしょうか?

獣医師:
「お尻トントンをしてもかまわないですが、膣への刺激がないと発情はおさまらないため、余計にいら立ってしまうかもしれません。
いら立つ様子が見られたら、お尻トントンはやらないほうがいいでしょう。

また、妊娠を望まない場合は、そういったストレスの軽減にも避妊手術が有効です。
繁殖を考えている場合は、正しいパートナーであるオス猫がいますので、トントンする必要はないでしょう」
お尻トントンをされるのがうれしい猫は多いですが、猫にもタイミングがあるようです。猫が嫌がっていないか、嫌がるしぐさをしていないかをよく確認してから、お尻トントンをしてあげるようにしましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『タイミングを見極めよ! 猫が喜ぶ「おしりトントン」のコツ』(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/hare
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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