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ぺっと吐き出す。飲んでくれたと思っても飲んだふり。そんな猫へ錠剤をあげるコツをつかんだお話【連載】渋ネコししまるさん #140

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 今回はししまるの投薬の話です。

 動物病院で先生から「粉薬にする?それとも錠剤にする?」と聞かれて迷ってしまいました。なぜならば、過去にこんなことがあったからです。

「粉薬も錠剤も、どっちも嫌」

 ししまるの初めての薬は粉でした。「ごはんに振りかければ勝手に食べるだろう」と気楽に考えていましたが、ウェットフードにかけたところ一口以降食べてくれなくなりました。

 代わりに水に溶かした薬をシリンジにいれて口角側から流しいれたのですが、ししまるはくちゃくちゃと咀嚼し続け、口元からあごにかけて泡だらけになってしまいました。

 次に薬をもらった時は錠剤にしました。
 早速飲ませようと思い、ししまるの口をこじ開けましたがほとんど開きません。なんとか薬を放り込んでも出してしまい、飲み込んだと思っても飲んだふり。ししまるは僕が離れたのを見計らい、ぺっと出してしまいました。

こんな感じで薬を飲んでくれたなら…

 そんなわけで、どちらも良い思い出が無かった私は、久しぶりの投薬にあたり、粉薬か錠剤かで迷ってしまったのです。

 考えながらししまるへの処置を眺めていると、先生は錠剤を取りだし、ししまるの口をすっと開けてあっという間に飲ませてしまいました。

 その時気が付きました。“錠剤は舌の奥に落とし、指で一押しすると良い”ということに。そして今回は錠剤に決めたのでした。

「ほら、ししまるもちゃんと先生たちにお礼しなさいよ」

 夜になり、いつもなら憂鬱な投薬時間が、今回はちょっとワクワクでした。舌の奥に落とし、いざ指で押す…と思ったら、焦って牙の真下に指を入れたので噛まれてしまいました。

 投薬3回目ほどでかまれることも無くなり、飲んだふりもなく、以前より簡単に錠剤を飲ませられるようになりました。

 もう粉薬の”モリアオししまる”ともサヨナラです。

病気なんてサヨナラだ

Taco(たこ)プロフィール

東京在住の漫画家・イラストレーター・キャラクタデザイナー。
「ちいさな猫を召喚できたなら」「3匹のちいさな猫を召喚できたなら」「ぷっちねこ。」(徳間書店)など、好評発売中。「ちいさな猫を召喚できたなら」は重版後、中国版・韓国版・インドネシア版も発売。
現在、Web上では不定期に新作漫画を更新中。詳しくは以下のSNSへ。
・Instagram
 Tacoのインスタ: @tacos_cat
 ししまるのインスタ: @emonemon
・Twitter@taco_emonemon

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