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やってしまいがちな飼い主さんは多いはず!『やりすぎると危険な猫のお世話』3選【生活・環境づくり編】

おもちゃで遊んであげたり、部屋の温度管理に気を配ったりと、愛猫のためにいろいろとやってあげている方は多いと思います。

でも、もしかしたらそのお世話……やりすぎている可能性があるかも!?

この記事では、よくやってしまいがちなやりすぎると危険なお世話【生活・環境づくり編】について解説します!

①手足や猫が興味をもったものを、何でもおもちゃの代わりにして遊ぶ→やりすぎお世話!

やりすぎると危険なお世話
イラスト/おぐらなおみ
たとえば、飼い主さんの手をおもちゃ代りにして遊んでいると、猫は「人の手を噛んでもいいんだ!」と覚え、噛みグセがついてしまいます。

また、毛糸に興味をもったからと、毛糸をおもちゃ代わりにすると、誤食の原因になり危険です。

【こうすればOK】猫が遊びモードになったら、いつでも遊べるようにおもちゃを身近に用意

やりすぎると危険なお世話
画像/「ねこのきもち」2017年2月号
猫が手や毛糸などを見て遊びモードになったら、猫用のおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。

いつでも取り出しやすいよう、身近な引き出しなどにしまっておくのがおすすめ!

②寒そうだからと、猫に洋服を着せる→やりすぎお世話!

猫は、体に何かを取り付けられることを「わずらわしい」と感じやすい動物。

また、洋服を着ると毛づくろいができないので、ストレスの原因にも……! そのため、日常的には着せないようにしましょう。

ただし、術後などは感染予防に必要な場合もあります。

【こうすればOK】暖かく快適に過ごせる場所を、複数カ所用意してあげて

やりすぎると危険なお世話
画像/「ねこのきもち」2017年2月号
フカフカした素材のドーム形の猫ベッドやペット用のヒーターなど、暖かく過ごせる場所を複数カ所用意してあげて、あとは猫に任せましょう。

寒いと感じたら、猫は自分でその場所に移動します。

③猫が過ごすスペースすべてを暖かく(または涼しく)温度管理する→やりすぎお世話!

やりすぎると危険なお世話
イラスト/おぐらなおみ
寒がりだからと、猫の行動範囲すべてを暖かくするのはNG! 猫が「暑い」と感じても逃げ場がないので、体調を崩したり、冬でも熱中症になるケースもあるのです。

また同様に、夏は冷えから体調を崩す可能性があります。

【こうすればOK】スペースすべてを暖めないで、猫が自分で選べるよう配慮を

猫の行動範囲すべてを暖かく(涼しく)するのではなく、少し温度が低い(高い)場所など、温度条件の違う場所を必ず用意して、猫が居場所を選べるようにしましょう。
おもちゃで遊ぶサイベリアン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
みなさんもこの機会に、愛猫のお世話をやりすぎていないか、いま一度見直してみてくださいね!
参考/「ねこのきもち」2017年2月号『よかれと思ってやっていることが、健康や関係性に影響することも やり過ぎると危険なお世話』
(監修:東京都新宿区にある聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
イラスト/おぐらなおみ
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

文/雨宮カイ
構成/ねこのきもちWeb編集室
CATEGORY   猫と暮らす

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