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遊びの時間が危険につながる?「やってはいけない」猫との遊び

愛猫のために工夫している遊び方はありますか?愛猫のためを思ってしていたことが、実は愛猫の健康を損ねたり、事故につながったりすることも。今回は、飼い主さんがついやりがちな、愛猫との遊び方をご紹介。当てはまるものがないか、チェックしましょう。

おもちゃを吊るしておく

ニットに包まれる猫
iagodina/gettyimages

危険な理由

遊ぶ時間があまりないからと、おもちゃを吊るしてはいませんか?
ひもや小さいおもちゃは、猫が食べたり噛んで部品を飲み込んだりして体内を傷つけてしまうおそれがあります。前足にひもが巻き付いて取れなくなり、壊死してしまったケースもあるようです。

解決方法

少しの時間でも飼い主さんが一緒に遊んであげることが理想ですが、難しい場合は、転がすとおやつが出てくる知育おもちゃを使うと安心です。

食後すぐに遊ばせる

寝転がる猫
Baeg Myeong Jun/gettyimages

危険な理由

食後にすぐ遊ばせてしまうと、猫が嘔吐したり、それが原因で飼い主さんとの関係が悪化したりする可能性があります。食後は胃の消化活動が活発になるので、体を休ませてあげることが大切です。

解決方法

猫が毛づくろいをしたり、体を丸めて休んだりとリラックスしている様子が見られたときは、しばらくゆっくりと休憩させてあげましょう。
食後体を動かして遊ぶ際は、食事をしてから1時間くらい時間を置くといいでしょう。

運動のために外で散歩をする

ソファーの上でくつろぐ猫
kaorinne/gettyimages

危険な理由

猫が外に出ると、ノミやマダニなどの寄生虫感染や、蚊に刺さされることでおこるフィラリア感染のおそれがあります。また、交通事故や除草剤などの有害物質を口にしてしまうリスクも考えられるため、とても危険です。

解決方法

室内で運動量を上げるためには、上下運動などを取り入れ走らせる工夫をするといいでしょう。例えば、じゃらしおもちゃを使い、ソファや猫タワーに誘導して上らせる遊びもおすすめです。
足腰が悪い猫の場合は、クッション性のあるマットを置いてあげましょう。棚の配置を利用して、段差を作ってあげるのも有効な方法です。
やってしまっていた遊び方はありましたか?当てはまるものがあったら、解決方法を参考に、遊び方の改善をしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年10月『リスクを知れば、「正しい」が見えてくる。猫の長生きを想って本当にすべきお世話のこと』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/hare
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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