猫と暮らす
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環境や付き合い方が影響する!『甘えん坊猫』になる要因3つ
原因① 親猫の性格
猫の場合、「人懐っこい」「人見知りする」などの性質は、とくに父猫の性質を遺伝的に受け継ぎやすいことがわかっています。また、育てている母猫が人に甘えるタイプであることも影響を与えます。母猫が人に甘える様子を見た子猫は、「甘えることが当たり前」「いいこと」と学習する機会が増えるからです。
ちなみに、愛猫が人に対して友好的な甘えん坊になると、来客や受診で知らない人と関わる必要が出た場合にストレスなく過ごせるでしょう。
原因② 子猫時代の人との関わり
甘えん坊になる猫には、人に対して物怖じせず、安心してアプローチできる素地があるといえます。それが形成されるのが子猫時代です。とくに社会化期と呼ばれる時期は、環境全体から大きな影響を受けます。
子猫時代からいろいろな人と触れ合う機会をたくさん作ることで、成猫になっても、多様な状況や相手を寛容に受け入れやすくなるでしょう。相手を受け入れることができて、初めて安心して相手に甘えられるのです。
原因③ 関わる人の対応
おもちゃで遊ぶ、ゴハンを与えるなどの機会を増やしましょう。最初は無理をせず、「大きな動きをする」「大きな声を出す」「急に近づく」などの行動を避け、猫のペースで近づいてくるのを待ちます。
猫が興味をもてるようにおもちゃやフードを人の近くに置いたり、少し動かしてそそったりするのも有効。猫が警戒を緩めてくれるでしょう。
原因④ 感覚能力の衰え
感覚能力が衰えて不安傾向が高まると、同じ場所にいることが増え、それがたまたま飼い主さんのそばであることも。また、実際に飼い主さんのそばで安心したい気持ちが強まっている場合もあるでしょう。
逆の場合は、認知機能が衰えている可能性も……
参考/「ねこのきもち」2021年6月号『あなたに可愛がってほしいからあの手この手で♡ 甘えん坊な猫たち』
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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