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<PR>【獣医師Q&A】飼い主さんにありがちな寄生虫対策についての「勘違い」とは? 猫の病院嫌いを減らすコツもご紹介!

猫の寄生虫対策、正しく取り組めていますか?「ワクチン接種は病院からお知らせハガキがくるけど、寄生虫対策って何だっけ…?」という飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。油断しがちな寄生虫対策ですが、正しく知っておかないと愛猫を感染症のリスクにさらしてしまうかもしれません。

今回は、猫の診療に日々向き合っているねこ専門病院「ノアのねこ舟」の池堂亜季奈先生に、寄生虫対策の重要性病院嫌いの猫でもスムーズに受診できるコツを伺いました。猫の健康を守るため、この機会にぜひ確認しておきましょう。

猫のためにはどちらも大事!「ワクチン接種」と「寄生虫対策」

Q.猫のワクチン接種とはどのような目的のものでしょうか?

A.ワクチン接種の目的は、ウイルスや細菌による感染症から猫を守るためにあります。ワクチンには3年に1回接種するもの、または1年に1回追加接種を行うものなどがあります。病院が案内状を送る場合が多いので、それを見て受診される飼い主さんが多いです。

Q.ワクチン接種で寄生虫による感染症も対策できますか?

A.いいえ、ワクチン接種で寄生虫による感染症の対処はできません。寄生虫とは、ノミ・マダニ・フィラリア・お腹の虫などのことを指しますが、これらは寄生虫駆除剤でなければ対策できませんので、ワクチン接種とは全く異なります。実際、当院にいらっしゃる患者さんの中にも寄生虫対策については知らない方が多く、獣医師からの説明を聞いてはじめてその恐ろしさを知るというパターンが少なくありません。これからの時期は特にノミ・マダニをはじめとした寄生虫に注意が必要なので、しっかりと意識を向けてほしいと思います。

Q.フィラリア症は猫でもかかりますか?

A.はい、フィラリア症は猫でも感染します!犬の病気だと思われがちですが、猫も感染するリスクがある恐ろしい病気なので、十分気をつけなければいけません。猫のフィラリア症は犬よりも発見することが難しく、検査をしてもその感染がわからないことがあります。また、症状が出始めたときには病気がかなり進行している場合もあり、最悪の場合、突然死することもあります。ただし、きちんとお薬で対策していれば防げる病気だということも知っておいてください。

Q.室内で飼っている猫であれば、寄生虫に感染しませんか?

A.いいえ、室内飼育の猫でも寄生虫に感染することは十分あり得ます。実は当院の患者さんでも、完全室内飼育なのにノミに感染してしまったという方がいます。この飼い主さんは多頭飼育をしていたため、飼っている猫が全頭感染して家中ノミだらけになってしまい、大変な苦労をされました。このように猫自身は外に出なくても飼い主さんとそのご家族が外から持ち込んでしまうこともありますので、室内飼育でも油断してはいけません。

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今がいい時期!寄生虫のお薬は動物病院で処方してもらいましょう

Q.寄生虫対策はどのようなことをすればよいのでしょうか?

A.決められた頻度で定期的に駆除剤を投与することで、愛猫を寄生虫から守ることができます。当院では月に1回、首の後ろに垂らすタイプのお薬を処方しています。猫にとって負担が少なく、定期的に投与しやすいので、飼い主さんにも人気のお薬です。健康診断やワクチン接種で動物病院を受診される際に、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

Q.市販薬でも対処できますか?

A.寄生虫対策のお薬は市販品でも販売されていますが、動物病院を受診されて医薬品の処方を受けることをおすすめします。なぜなら市販品は医薬品ではないため効果が不十分です。また、正しい用量を適切な方法で投与できていない方や、効果の持続時間を勘違いしていて、「1回つければ終わり」と思い込んでいる方もいるからです。寄生虫対策を継続して行うためには、お薬の定期的な投与が必要です。また、フィラリア症の予防は市販薬では対応できません。ノミ・マダニ・複数のおなかの虫とフィラリア症の予防にも対応したオールインワンタイプ※のお薬は、動物病院でしか処方してもらえませんので、必ず受診する必要があります。
※フィラリア症予防、ノミ・マダニ対策、複数のお腹の虫駆除を一剤で対応

Q.動物病院を受診するメリットはなんですか?

A.動物病院を受診すれば、その時の愛猫の体重をきちんと測定して、そのコにあったお薬を処方してもらうことができます。万一、処方されたお薬が皮膚に合わないなどの問題があった場合、他の方法を提案することもできますし、動物病院を受診することで別の病気に気づける可能性もあります。家での投薬が難しく、毎月動物病院に連れてくる飼い主さんや、ついでにしつけの相談をされる飼い主さんもいらっしゃいますので、ぜひ動物病院を頼ってほしいと思います。

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動物病院が苦手な猫必見!スムーズな受診のコツ

Q.動物病院が苦手な猫のために、受診時の工夫はありますか?

A.猫は警戒心が強いため、外へ出かけたり病院を受診したりするのが苦手というコが多くいます。日頃から準備しておくことで対策できますので、おすすめの方法をご紹介します。
1、動物病院用のキャリーケースを身近においておく
猫が過ごす部屋の中にキャリーケースをおいておき、その中で寝たりご飯をあげたりして日頃から慣らしておきましょう。キャリーケースは安心できる場所ということを理解させておくことで、いざ動物病院へ行く時に抵抗感なく入ってくれます。

2、連れて行く時は、キャリーの中に安心できるものを入れておく
動物病院へ行くときは、普段使っているタオルや毛布をキャリーケースの中に入れてあげましょう。また、外が見えると怖がってしまうので、上から被せるものを持参して見えない工夫をすることも効果的です。

3、猫用のフェロモン剤を活用する
猫の不安を軽減させるフェロモン剤がありますので、移動時にキャリーケースにスプレーしておくのも手です。

4、病院で与えられるおやつを持参する
動物病院で嫌な記憶が残ってしまうと、次回の受診時にも怖がってしまいます。そのため受診後すぐにおやつを与えるなどしてごほうびを与えるとよいでしょう。

5、キャットフレンドリーな病院を選ぶ
それでも不安な方は、猫専門の動物病院や、待合室で犬などのほかのペットに会わないよう工夫がされている病院を選ぶとよいでしょう。心配な場合は、予約時に相談しておくのもよいです。
いかがでしたか? 猫の寄生虫対策はワクチン接種と同じくらい大切なことがお分かりいただけたのではないでしょうか。月に1度お薬を投与するだけで愛猫の健康を守ることができますので、まだ対策できていないという方はかかりつけの動物病院を受診しましょう。

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提供/ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン株式会社
監修/猫専門病院「ノアのねこ舟」 獣医師 池堂亜季奈先生
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