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きょうだい猫で行動は「似る?」「似ない?」パターン別に理由をプロが解説

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猫には同時に誕生、年違いなどさまざまなきょうだいがいると思いますが、そのなかでも行動が似ているきょうだいと似ていないきょうだいがいるようです。
今回は『ねこのきもち』読者から集まった、きょうだい猫の行動エピソードをご紹介。
行動が似る・似ない、その理由について猫写真家兼猫研究家の石原さくらさんと獣医師の小林清佳先生に教えていただきました。
血縁関係はないけれど、まるできょうだいのような猫たちのエピソードも必見です!

行動が似ているきょうだいの場合

右から毛づくろいをするちくわちゃん(メス)、田中くん(オス)ともに1才、2匹の母猫の山田ちゃん(メス・2才)

「2匹は小さい頃からつねに一緒。リラックスするときは必ずそばにいたり、お互いに毛づくろいし合うこともあります」(M・Yさん)

「同じ親から生まれ、一緒に生活している場合、遺伝や飼養環境の影響から、性格が似るケースが多いです。さらに母猫も一緒に暮らしているというところから、警戒心も薄く、つねに一緒にいることが当たり前になっているのでしょう。メスの猫の場合、成長するとオスの猫と一緒にいることを嫌がるケースもありますが、ちくわちゃんは母猫の元で穏やかな性格のまま成長したと考えられます」(石原さん)

左からレオンくん(3才)、ニコくん(2才)ともにオス/ベンガル

「年違いのきょうだいですが、性格も違えば顔も全然違います。ところが、不思議と体格とくつろぐ時間帯だけは似ています」(Y・Sさん)

「性格が似ていないきょうだい猫でも、飼い主さんのお世話が影響して行動が似てくることが。たとえば飼い主さんが同じタイミングで食事を与えていれば、リラックスや排泄する時間までも似てくるようになることがあるのです」(石原さん)

行動が似ていないきょうだいの場合

左から熊野くん(オス・5才)、鈴谷ちゃん(メス・6才)

「ケンカもしますが、いつも一緒にいる仲よしきょうだいです。鈴谷はいつも熱心に熊野に毛づくろいをしてあげているのですが、熊野からはあまりしないので、似ていないなと感じます」(T・Yさん)

「毛づくろいは親愛の気持ちから行うケースが多いです。だからといって熊野くんが鈴谷ちゃんのことが嫌いというわけではなく、受け入れていることも愛情のしるしでしょう。この年齢になると、きょうだい猫でも個性が出てくるため、行動に違いが出てもおかしくありません」(石原さん)

同居猫だけど…まるできょうだい! な行動

ここからは血縁関係はないけれど、きょうだい猫のような仲睦まじいエピソードをご紹介します。

左からくろくん(オス・5才)、ゆずちゃん(メス・7才)

「1匹が猫タワーのハンモックで寝始めると、もう1匹も必ずそこへ行って隣同士のハンモックで寝る姿はまるできょうだいのようです!」(Y・Kさん)

「猫は単独行動をする動物。本来なら『自分だけで過ごしたい』と考えますが、一緒にいる時間が長く、仲がいいと『そばにいたほうが安心する』と感じるように。また、居心地のいい空間が限られているという飼養環境も関係しているかもしれませんね」(小林先生)

左から黄櫨(こうろ)くん、紺碧(こんぺき)くん(ともにオス・1才)

「いつも兄貴分の黄櫨が左、弟分の紺碧が右でおやつを食べています。床に座るときはいつも自然とこの配置で寄ってくるので不思議です」(M・Oさん)

「兄貴分の黄櫨くんが先に行き、空いたほうの手に紺碧くんが近づいたなど、何かきっかけがあったのでしょう。それが続いていくうちに自然と立ち位置が決まっていったのかもしれませんね」(小林先生)

いかがでしたか?
きょうだい猫の行動のフシギ、みなさんもじっくり観察してみては?

雑誌『ねこのきもち』最新号の情報はこちらから

お話を伺った人: 石原さくらさん(猫写真家、猫研究家)、小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2022年4月号「似る? 似ない? きょうだい猫のフシギ」
文/ねこのきもち編集室

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