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キャットタワーのタイプは大きく2種類! 安全を重視した『選び方のコツ』|獣医師解説
愛猫のために、キャットタワーを購入したいと考える飼い主さんは多いですよね。愛猫が楽しく安全に使えるものがいいけれど、選ぶ際のポイントについて知っていますか?
今回は、キャットタワーを選ぶときに確認したいポイントについて、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説。また、よく起こりがちなキャットタワーの事故についても紹介します。
今回は、キャットタワーを選ぶときに確認したいポイントについて、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説。また、よく起こりがちなキャットタワーの事故についても紹介します。
キャットタワーには大きく2タイプ 選ぶ際のポイントは?
おおまかに、キャットタワーには「天井に固定できるタイプのもの」と「据え置きのタイプのもの」があります。据え置きのタイプは購入してから設置するだけでよいので手軽ですが、しっかりとした安定性があるかどうかを購入前に確認するとよいでしょう。
天井に直接固定できるタイプのものは、安定性があることが多いです。思ったよりも猫は運動能力が高いので、安定性が悪い据え置きタイプのものは飛び乗ったときにぐらついたり、倒れたりといったことがあります。
天井固定タイプも、定期的にメンテナンスが必要
天井に固定してある場合でも、時間の経過とともに固定にゆるみが出てくる場合もあるので、ゆるみが出ていないかどうかの定期的なメンテナンスは必要でしょう。
猫が毎日使っていると、猫の重みで変形が起こってくることも。その場合は、修理や買い替えなどを検討する必要があります。
猫が毎日使っていると、猫の重みで変形が起こってくることも。その場合は、修理や買い替えなどを検討する必要があります。
安全のために細かいポイントもチェックして
そのほかのポイントとしては、猫が乗る部分の板の角が角ばっていないものや、キャットタワーの頂上部分に落ちにくい工夫がしてあるものなど、猫の安全面を気にかけて購入するとよいでしょう。
キャットタワーで起こったケガ・事故の例
キャットタワーでの事故でよく起こるものとしては、飛び乗ったときにキャットタワーごと倒れてケガをしたり、爪が折れたり、足をひねって捻挫をしたりといったことが多いです。
これらの事故は、キャットタワーの安定性が悪いものを使用していることで起こることがほとんどです。こうした事故を防ぐためにも、飼い主さんは日頃から以下のことを確認するようにしましょう。
これらの事故は、キャットタワーの安定性が悪いものを使用していることで起こることがほとんどです。こうした事故を防ぐためにも、飼い主さんは日頃から以下のことを確認するようにしましょう。
- 固定部分のゆるみがでていないか
- キャットタワーの変形などが起こっていないか
キャットタワーが好きな猫たちが楽しく安全に遊べるようにするためには、選び方や日頃のメンテナンスも重要です。
キャットタワーによっては、おもちゃや、爪とぎ用のロープなどが初期設置されていることも。おもちゃのひもや爪とぎ用のロープなどが、まさかの誤飲につながるケースもありますので、できれば毎日、キャットタワーの損壊がないかを確認してください。
また、日本の湿度だと知らないうちにキャットタワーにカビが!なんて事態になることもあります。キャットタワーも永久に使用できるわけではありませんので、定期的に飼い主さんが点検をして、愛猫が「安全で快適な空間」を保てるよう心がけてあげてくださいね。
キャットタワーによっては、おもちゃや、爪とぎ用のロープなどが初期設置されていることも。おもちゃのひもや爪とぎ用のロープなどが、まさかの誤飲につながるケースもありますので、できれば毎日、キャットタワーの損壊がないかを確認してください。
また、日本の湿度だと知らないうちにキャットタワーにカビが!なんて事態になることもあります。キャットタワーも永久に使用できるわけではありませんので、定期的に飼い主さんが点検をして、愛猫が「安全で快適な空間」を保てるよう心がけてあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
編集/ねこのきもちWeb編集室
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