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新入り猫のお尻が異様に臭かった!? その意外な理由とは 【獣医師Q&A】

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猫の健康やお世話について、気軽に相談できる「ねこのきもち」編集室が運営する「ねこのきもち獣医師相談室」。飼い主さんから寄せられた相談と回答をもとに、飼い主さんに気を付けていただきたい症状についてご紹介します。今回は「肛門嚢」と「指間炎」についての相談です。

Q.新入り猫のお尻が臭いです。

新入り猫のお尻が臭いです。先住猫は気にならなかったのですが、新入り猫2匹とも、なでられたりしてのどをグルグル鳴らし始めると、なぜかお尻からとても臭いニオイを出します。病気でしょうか?
埼玉県 Y・Sさん Mちゃん、Sちゃん(ともにメス・8カ月)

A.ニオイが強過ぎたり、出血や膿がなければ問題なし

イラスト/やすだゆみ

猫の肛門の近くには肛門嚢という臭いニオイを出す分泌腺があります。この肛門嚢からの分泌液は排便時や興奮したとき、恐怖を感じたときなどにも分泌しています。

ご相談の新入り猫の場合、なでられたり、のどをグルグル鳴らし始めたりなど気持ちが高ぶってきてしまうと、力が入って肛門嚢から分泌液が出てしまい、それで臭いニオイがするのでしょう。ニオイが強過ぎる、出血がある、膿が出ているなどの異変があれば、肛門嚢の細菌感染や炎症も考えられますが、そうでなければ問題はないでしょう。

Q.指間炎を繰り返しています。

指間炎を繰り返しています。前回、動物病院に行ったときはとくに薬も処方されなかったので、ひたすら舐めないように気を付けるだけを繰り返しています。これでいいのでしょうか…。
兵庫県 R・Kさん Cくん(オス・1才)

A.根本の原因にアトピー性皮膚炎が隠れているかも

イラスト/やすだゆみ

指間炎とは、指や肉球の間にかゆみや痛みを伴う炎症が起こる病気で、舐めることで悪化していきます。たとえば指の間に異物がある、傷がある、爪割れがあると、これが気になって舐めたり、精神的な影響から退屈やストレスを紛らわそうとして舐めてしまうことも。繰り返し舐めていると、皮膚が荒れ、そこに細菌が感染して症状が悪化したり、なめ壊してただれてしまうこともあります。

今回のご相談のように指間炎を繰り返している場合、根本の原因にアトピー性皮膚炎などの問題が隠れていることもあります。再度受診し、繰り返す指間炎の原因を探ってもらいましょう。


いかがでしたか。今回のご相談内容は、いつか愛猫に起こることも考えられます。いざというときの参考にしてください。
お話を伺った先生/ねこのきもち獣医師相談室
参考/2022年6月号『ねこのきもち獣医師相談室です。』
文/犬神マツコ
イラスト/やすだゆみ
※この記事で使用している画像は2022年6月号『ねこのきもち獣医師相談室です。』に掲載されているものです。

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