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体重管理用フードは太っていない猫にもOK?機能性フードの疑問アレコレ

まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
ますます多様化している、猫の「機能性フード」。毎日食べるフードは愛猫の健康に直結するものだけれど、飼い主さんは買うときに迷ってしまうかもしれませんね。

今回は、よく耳にする「機能性フードのアレコレ」について解説します!

Q. 毛玉ケア用フードは、毛玉を吐く猫だけに与えるもの?

A. 毛玉を吐かない猫にも与えてOK!

毛玉を吐かない猫も、お腹の中に毛の塊ができて詰まらないように、ケアすることが大切だそうです。

毛玉ケア用フードに含まれる食物繊維は、毛づくろいで舐めとった毛が、ウンチと一緒にスムーズに排泄されるように手助けする役割があるのです。

Q. 体重管理用フードは、太っていない猫に与えてもいいの?

A. 体重を維持するタイプなら、むしろ太っていない猫向き

体重管理用フードによっては、「維持する」ものと「ダイエット」するものがあります。維持するタイプは、「肥満対策」として太っていない猫にこそオススメのよう。

Q. 尿路の健康に配慮したフードは、オシッコの病気を治せる?

A. 治療目的ではなく、健康維持のためのフードなので病気は治せない

尿路の健康に配慮したフードは、猫がかかりやすい「尿石症」などのオシッコの病気に対して、健康を維持するために設計したもの。

病気を引き起こす原因となりやすい「マグネシウム」の含有量を低くするなどの調整をしているようです。

Q. デンタルケアフードはどんなふうに作用する?

A. 噛むことで歯垢をこすり落とすはたらきが期待できる

デンタルケアフードは、粒の形状を工夫することで、猫が粒を噛んだときに歯垢がこすり落とされるように作られているよう。

また、歯周病などの改善目的ではなく、ふだんの口内ケアとして使用するものなのだそうです。
まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
「機能性フード」とひと口にいっても、たくさんの種類があって買うときに迷っちゃいますよね。それぞれしっかり理解して、愛猫に合ったフードを選んでください♪



出典/「ねこのきもち」2016年12月号『メーカーの“中の人”に聞きました フードのギモン、すっきり解決』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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