猫と暮らす
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この和食、猫に与えてOK? NG?猫が食べてもいい・食べてはいけない和食
和食特有のタレや塩分のきいた味付けは、猫にとって危険なことも。また、料理によってはアレルギーや皮膚病になる可能性もあります。与えるならいつものフードを基本としつつ、味をつけていない食材を少量にするなど、工夫をしましょう。
すき焼き
×
塩分も糖分も高いので危険
すき焼きは味付けが濃く、脂質が多いだけでなく、猫に危険なねぎ類が入るためどんな具も絶対に与えないで。
塩分も糖分も高いので危険
すき焼きは味付けが濃く、脂質が多いだけでなく、猫に危険なねぎ類が入るためどんな具も絶対に与えないで。
しゃぶしゃぶ
△
しゃぶしゃぶは肉を少量なら
野菜を入れる前に味のついていない湯で茹でた肉に限り、少量なら与えてもOK。量は2〜3cm程度に。
しゃぶしゃぶは肉を少量なら
野菜を入れる前に味のついていない湯で茹でた肉に限り、少量なら与えてもOK。量は2〜3cm程度に。
おでん
×
具もだし汁も塩分も強いので病気のリスクに
おでんには、ちくわやはんぺんなど塩分を多く含む練り物が入っています。塩分過剰は猫の腎臓に負担なので危険。それ以外の具も、塩分の高いだし汁の味がしみているので与えないで。
具もだし汁も塩分も強いので病気のリスクに
おでんには、ちくわやはんぺんなど塩分を多く含む練り物が入っています。塩分過剰は猫の腎臓に負担なので危険。それ以外の具も、塩分の高いだし汁の味がしみているので与えないで。
茶碗蒸し
×
猫に害がある具材が入り、卵汁の塩分も強めなので危険
茶碗蒸しは塩分の高いかまぼこなど、猫に害のある具を含むことが多いので危険です。具が入っていない場合でも、卵汁にはだしの塩分がきいているのでNGです。
猫に害がある具材が入り、卵汁の塩分も強めなので危険
茶碗蒸しは塩分の高いかまぼこなど、猫に害のある具を含むことが多いので危険です。具が入っていない場合でも、卵汁にはだしの塩分がきいているのでNGです。
そば
×
そばアレルギーを起こす危険が
食物アレルギーのひとつである、そばアレルギー。そば粉の種類や含有量にもよりますが、重篤なアレルギー症状を起こす恐れがあるので与えないで。
そばアレルギーを起こす危険が
食物アレルギーのひとつである、そばアレルギー。そば粉の種類や含有量にもよりますが、重篤なアレルギー症状を起こす恐れがあるので与えないで。
そうめん/ひやむぎ
△
麺だけを少量に留める
麺は少量の油や、多くの塩分を含んでいるため、茹でたあとに水洗いをしてから与えましょう。麺つゆや薬味入りのものは与えないで。与えるならば、2〜3cmに切り1本(20cm)程度にします。
麺だけを少量に留める
麺は少量の油や、多くの塩分を含んでいるため、茹でたあとに水洗いをしてから与えましょう。麺つゆや薬味入りのものは与えないで。与えるならば、2〜3cmに切り1本(20cm)程度にします。
鍋焼きうどん
×
塩を加えて打ってあるため、素うどんでも控えて
うどんは炭水化物を摂り過ぎる恐れがあり、塩を加えて打ってあるので与えないで。とくに鍋焼きの場合、煮込んで味が濃くなっているうえにねぎ類やかまぼこなど、猫に害のある具が入ることが多いので危険。
塩を加えて打ってあるため、素うどんでも控えて
うどんは炭水化物を摂り過ぎる恐れがあり、塩を加えて打ってあるので与えないで。とくに鍋焼きの場合、煮込んで味が濃くなっているうえにねぎ類やかまぼこなど、猫に害のある具が入ることが多いので危険。
お雑煮
×
柔らかくなったお餅は窒息の可能性が高まる
だし汁にひたして溶けかかった状態のお餅は、小さく切って与えても、のどにはり付いて窒息する恐れがあります。ほかの具材も味が付いた状態なので、与えると塩分過剰に。
柔らかくなったお餅は窒息の可能性が高まる
だし汁にひたして溶けかかった状態のお餅は、小さく切って与えても、のどにはり付いて窒息する恐れがあります。ほかの具材も味が付いた状態なので、与えると塩分過剰に。
豚汁
×
みそ汁は高塩分なので危険。大豆アレルギーにも注意
豚汁には猫が中毒を起こすねぎ類が入ることが多いので、与えるのは非常に危険です。また、みそは塩分が高いうえに、大豆アレルギーのある猫もいるので、絶対に与えないで。
みそ汁は高塩分なので危険。大豆アレルギーにも注意
豚汁には猫が中毒を起こすねぎ類が入ることが多いので、与えるのは非常に危険です。また、みそは塩分が高いうえに、大豆アレルギーのある猫もいるので、絶対に与えないで。
しじみ汁
×
皮膚病の原因になることがある
猫が貝類を食べると、貝の内臓に含まれる成分によって皮膚病の原因となることがあります。また、みそは塩分が高いので、みそ汁や具は与えないようにして。
皮膚病の原因になることがある
猫が貝類を食べると、貝の内臓に含まれる成分によって皮膚病の原因となることがあります。また、みそは塩分が高いので、みそ汁や具は与えないようにして。
うなぎ
×
味が付いている市販のものはNG
スーパーなどで売られているうなぎは、タレを染み込ませて加工ずみ。タレは醤油や酒などの調味料で作られているので、与えないほうがいいでしょう。
味が付いている市販のものはNG
スーパーなどで売られているうなぎは、タレを染み込ませて加工ずみ。タレは醤油や酒などの調味料で作られているので、与えないほうがいいでしょう。
焼き鳥
×
タレや塩が付いていたらNG
焼いたり蒸したりした鶏肉自体は、猫に与えても大丈夫。市販の焼き鳥は、すでに味付けがしてあるので与えないで。
タレや塩が付いていたらNG
焼いたり蒸したりした鶏肉自体は、猫に与えても大丈夫。市販の焼き鳥は、すでに味付けがしてあるので与えないで。
七草がゆ
◯
味付けなしの状態でよく冷ましてから与えて
七草もおかゆも消化はいいので問題ないでしょう。塩をふっていない状態で冷ましてから小さじ1〜2杯程度与えて。ただし、おかゆは炭水化物なので、与え過ぎると肥満の原因に。
味付けなしの状態でよく冷ましてから与えて
七草もおかゆも消化はいいので問題ないでしょう。塩をふっていない状態で冷ましてから小さじ1〜2杯程度与えて。ただし、おかゆは炭水化物なので、与え過ぎると肥満の原因に。
巻きずし
△
酢飯は糖分が高いので、肥満の原因に
すし酢は塩分のみならず、糖分も多く含みます。酢飯を与え過ぎると、肥満の原因になるので控えめに。具は味付けが濃いものが多く、野菜にも味がしみているので与えないで。与えるならば、具の味がしみていない状態の酢飯を、2~3粒程度にしましょう。
酢飯は糖分が高いので、肥満の原因に
すし酢は塩分のみならず、糖分も多く含みます。酢飯を与え過ぎると、肥満の原因になるので控えめに。具は味付けが濃いものが多く、野菜にも味がしみているので与えないで。与えるならば、具の味がしみていない状態の酢飯を、2~3粒程度にしましょう。
かれいの煮付け
×
味付けが濃いので絶対ダメ。与えるなら茹でたものを
煮魚は塩分が高いので、どんな魚でも与えないで。かれいは高たんぱく・低脂肪なので、味付けせずに茹でたものを少量与えるのなら◯。小骨をしっかり取り除いてから与えて。
味付けが濃いので絶対ダメ。与えるなら茹でたものを
煮魚は塩分が高いので、どんな魚でも与えないで。かれいは高たんぱく・低脂肪なので、味付けせずに茹でたものを少量与えるのなら◯。小骨をしっかり取り除いてから与えて。
たいの塩焼き
×
高塩分なうえ、小骨が刺さりやすいので危険
どんな魚でも、塩がきいた焼き魚を与えると腎臓病の原因になることが。とくに、たいは小骨がのどや消化器官に刺さるので危険です。与えるなら刺身か、茹でて骨を取り除いたものを。
高塩分なうえ、小骨が刺さりやすいので危険
どんな魚でも、塩がきいた焼き魚を与えると腎臓病の原因になることが。とくに、たいは小骨がのどや消化器官に刺さるので危険です。与えるなら刺身か、茹でて骨を取り除いたものを。
おせち料理
×
味付けが濃いので健康を害する危険が高い
おせち料理は保存がきくよう、塩、砂糖、醤油などの味付けが濃いので与えないで。与えると腎臓病や糖尿病など、病気の原因になる恐れも。
味付けが濃いので健康を害する危険が高い
おせち料理は保存がきくよう、塩、砂糖、醤油などの味付けが濃いので与えないで。与えると腎臓病や糖尿病など、病気の原因になる恐れも。
肉や魚の加工品には ねぎが隠れていることも
ねぎ類は、猫が口にすると命に関わることもあります。食材単位では気をつけていても、料理に入っていると、わからずに与えてしまうことも。
たとえば、鍋料理の肉だんごやつみれ、からあげの調味料に使われるオニオンパウダーなどに入っている場合があります。注意して、成分表示を確認しましょう。
たとえば、鍋料理の肉だんごやつみれ、からあげの調味料に使われるオニオンパウダーなどに入っている場合があります。注意して、成分表示を確認しましょう。
判定の見方
◯
少量なら与えても害はなく、たまに与える程度ならば大丈夫です。
△
与え過ぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守りましょう。
×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。 猫が食べると中毒を起こしたり、健康を害したりすることがあります。
オシッコの病気の猫はNG!
尿石症など、オシッコの病気にかかった経験のある猫は注意が必要です。
量の目安
記事中で、「与えるならば」と記載のある場合の分量は、体重4kg前後の標準的な体重の成猫を想定した目安です。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。与えてよい分量の上限まで与える場合、1日におすそ分けする食べ物は1、2種類までにしましょう。
その他の注意点
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛猫に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※記事内で「与えてはいけない食材」として紹介しているものが、猫用のフードに成分として含まれていることがありますが、食材そのままではなく、猫用に成分を調整するなど適切に加工されていますので心配ありません。
※問題のない食材でも初めて口にしたときは下痢をしてしまうことも。様子を見ながら、少しずつ与えましょう。
出典:ねこのきもち別冊「猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
◯
少量なら与えても害はなく、たまに与える程度ならば大丈夫です。
△
与え過ぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守りましょう。
×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。 猫が食べると中毒を起こしたり、健康を害したりすることがあります。
オシッコの病気の猫はNG!
尿石症など、オシッコの病気にかかった経験のある猫は注意が必要です。
量の目安
記事中で、「与えるならば」と記載のある場合の分量は、体重4kg前後の標準的な体重の成猫を想定した目安です。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。与えてよい分量の上限まで与える場合、1日におすそ分けする食べ物は1、2種類までにしましょう。
その他の注意点
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛猫に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※記事内で「与えてはいけない食材」として紹介しているものが、猫用のフードに成分として含まれていることがありますが、食材そのままではなく、猫用に成分を調整するなど適切に加工されていますので心配ありません。
※問題のない食材でも初めて口にしたときは下痢をしてしまうことも。様子を見ながら、少しずつ与えましょう。
出典:ねこのきもち別冊「猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
CATEGORY 猫と暮らす
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