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病院ギライでも本当に必要? 猫の「健康診断」が大切な理由
猫の健康を維持するために欠かせない、健康診断。ねこのきもちが実施した読者アンケートでは、「定期的に健康診断を受けている」と答えた方は約6割で、約3割の方が「定期的な健康診断を受けていない」と回答しました。
そこで今回は、猫が元気でも健康診断をしたほうがいい理由や、健康診断について気になることなどを、獣医師の重本仁先生に伺いました。
そこで今回は、猫が元気でも健康診断をしたほうがいい理由や、健康診断について気になることなどを、獣医師の重本仁先生に伺いました。
元気でも健康診断が必要なの?
猫は、自分の不調を隠しがちな動物です。そのため、「元気そうだから」と健康診断を怠っていると、取り返しの付かないことになりかねません。
また、定期的な健康診断で、健康な状態の様子やデータを確認しておくと、病気の早期発見や早期治療に役立ちます。
また、定期的な健康診断で、健康な状態の様子やデータを確認しておくと、病気の早期発見や早期治療に役立ちます。
健康診断を受ける頻度は?
成猫は1年に1回、10才以上のシニア猫は半年に1回程度が、健康診断を受ける目安です。ただ、持病の有無など、猫の状態によって健康診断が必要な頻度は異なります。気になるかたは、かかりつけの獣医師と相談しましょう。
何才くらいから受けられるの?
猫は、6~8カ月前後から避妊・去勢手術を受けることができます。手術前には全身の健康診断が必要なため、そのタイミングから健康診断を受け始める飼い主さんが多いようです。
事前に準備することは?
事前の準備は、受ける健康診断の種類によって異なります。
尿や便の検査では、自宅で採尿や採便を行って動物病院に持って行きましょう。採尿は動物病院で行うこともできるので、不安なときは獣医師に相談を。
血液検査を行う場合は、一般的に検査前の12時間は絶食をさせます。水は飲ませても大丈夫です。
尿や便の検査では、自宅で採尿や採便を行って動物病院に持って行きましょう。採尿は動物病院で行うこともできるので、不安なときは獣医師に相談を。
血液検査を行う場合は、一般的に検査前の12時間は絶食をさせます。水は飲ませても大丈夫です。
費用はどれくらいかかるの?
健康診断の費用は、動物病院や検査内容によって異なります。
どんな検査が必要なのかと合わせて、かかる費用についても事前に動物病院と相談してくださいね。
どんな検査が必要なのかと合わせて、かかる費用についても事前に動物病院と相談してくださいね。
「うちの猫は元気だから大丈夫」と思っていても、健康診断を受けると思いもよらない病気が見つかることがあります。愛猫の健康のためにも、定期的な健康診断は忘れずに行いましょう!
お話を伺った先生/重本仁先生(王子ペットクリニック院長)
参考/「ねこのきもち」2022年4月号『猫は不調を隠しがちだからこそ「元気なうちから」が大切です。 健康診断へ行こう!』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2022年4月号『猫は不調を隠しがちだからこそ「元気なうちから」が大切です。 健康診断へ行こう!』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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