猫と暮らす
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優しいタッチのときもあれば、強烈な一撃が飛んでくることも! 猫が飼い主に「猫パンチ」をする心理
【調査】愛猫から猫パンチされたことがある?
【体験談】愛猫から猫パンチされることになった「心当たり」はある?
かまいすぎたときなどに…
- 「撫ですぎたり、遊びの延長でパンチされます。強い時は肉球がしっかりあたり、パチンといい音がする時もあります」
- 「お尻トントンがしつこかったのか、高速猫パンチを1発くらいました。ただし、速いパンチなのに柔らかかった。とても優しいパンチでした」
- 「調子に乗って撫ですぎたとき。ぺちって音がするくらいの強さでした。なんならもっとはたかれたい(笑)」
- 「こちらから鼻チューしようとしたら、頭に1発。爪も出してなかったし、ペチッくらいの強さ」
お手入れをしているときに…
- 「爪切り、歯磨きが嫌いなので追いかけて捕まえようとすると、猫ハウスの中からパンチをされました。爪は出てない優しいパンチでした」
- 「庭で遊んだ後は、毎回タオルで脚や肉球を拭いて家の中に入れているが、後脚を拭くときにシャーといいながら猫パンチがとんでくる。手加減してくれているようで、あまり痛くはない」
- 「スリッカーブラシで毛玉を取ろうとすると、大体猫パンチされます。結構強めです。あとは、チューをしようとするときも猫パンチされます。このときはちょっと弱めのパンチです」
遊んでいるときに…
- 「遊んでるときにテンションが上がって。爪も出さず、優しいタッチ」
- 「猫じゃらしで遊んでいるとき、爪は出てなくて優しい猫パンチをされた」
- 「物陰に隠れて人間が近づいて来たら飛び出して、一発かまして逃げて行くっていう遊び。パンチは力強いが爪は出ていないので、ただただ、可愛いだけの攻撃」
- 「遊んでいるときが多いです。それ程強くない力でパンチされますが、時々熱中していると力強いパンチがきます」
かまってほしいときに…
- 「スマホを見ながら、上の空で猫の頭を撫でていたら『ちゃんとこっち見て!』と怒られた。爪は出さずに、肉球で軽くペちっとやってくれたので、優しいコだなぁと感動した」
- 「撫でられ足りないときにパンチしてくることがあります。基本的には(爪が伸びてない限り)流血はしません」
- 「かまってほしそうにしているところを、知らんぷりして通り過ぎようとしたときに、やさしく猫パンチされました」
寝ているときに…
- 「寝ていたら頭に突然の猫パンチ。うちのコのパンチは重いので、痛くて凄い音がします。何故パンチされたのだろうか?」
- 「夜勤明けで仮眠しているときに『起きろ』と…パンチされる」
- 「朝、顔の近くに座って猫パンチで起こしてきます。前足でちょいちょいするぐらいなので、くすぐったさとひんやりした肉球の感触で目を覚まします」
- 「夜中に寝て起きたとき、近くにいて見つめ返したら目に向かって、猫パンチされた。ちょいっという弱い力加減だが目だったので、普通に痛かった。目が暗闇で光ったのかなと」
猫が猫パンチしてきたシーンは、ほかにも!
- 「猫のご飯を片付けようとしたとき、まだ食べ終わってなかったらしく猫パンチを」
- 「猫が嫌いな知人が来ているときにカーテンに隠れていたため、知人帰宅後にカーテンを触ったら軽く猫パンチ。心あたりとしては知人と間違えられたのだと思う」
- 「うちのコは、床のゴミを拾う仕草をすると、なぜか猫パンチします。力はそんなに強くはないのですが、ムキになると爪を出してくるので、引っ掻かれます」
- 「キャットタワーの横に立っていたとき、タワーを駆け登ってきて顔をパンチされた。段の高さがちょうどよかったようで、きれいなビンタが決まった。爪も出てなかったので痛くはなかったが、精神的なダメージが大きく、しばらく凹んだ」
- 「先回りしてゴロンと寝て待機しているので、構わず乗り越えようとすると、優しーく猫パンチして引き止めようとしてくる」
- 「猫が本棚に登ったときだけ、やんのかステップからの猫パンチを繰り出されます。それ以外ではありません。本棚に登るとスイッチが入るらしいのですが、何故かはわかりません」
- 「特に予兆もなくパンチされることもあるけど、うれしく思っています」
【獣医師解説】猫が飼い主さんに猫パンチする心理は?
「たとえば…
- 気づいてほしいときや、かまってほしいとき
- なでてほしいなどの要求を伝えたいとき
- やめてほしい、嫌だなと感じたとき
「猫の我慢が限界に達したときや、苦手なこと、嫌なことがあった場合に、攻撃的な猫パンチをしてくることがあるかと思います。
飼い主さんができる対処法としては、たとえばスキンシップやお手入れなど、愛猫が『ここまでやったら怒る』というタイミングがあるようであればそれを把握し、怒る前にやめるようにしましょう。
また、愛猫が興奮しているときなどに目の前を通ったり、手を出したりすると攻撃のスイッチが入ってしまう場合があるので、そのようなときには注意しましょう。
愛猫に攻撃性のある猫パンチをされたとき、飼い主さんが過剰に反応してしまうと、ますます攻撃がエスカレートする場合があります。パンチをされても落ち着いて、その場からそっと離れるようにしましょう。
なお、パンチされたときに怪我をしないよう、定期的に爪切りをしておくようにしてくださいね」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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