猫と暮らす
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猫はトイレを教えなくてもできるのはなぜか 「粗相」させないために飼い主ができる工夫は
猫はトイレを教えなくてもできる?
飼い主は猫のトイレサインを見逃さずサポートを
まず、猫の習性をふまえ、排泄をするトイレとトイレ砂を用意しましょう。
次に、猫にトイレの場所を覚えさせる必要があります。用意したトイレが排泄をする場所だと猫に認識させるのです。オシッコを拭いたティッシュや排泄物のついたトイレ砂を置いてあげると、トイレの場所をスムーズに覚えられます。
また、猫がニオイをクンクン嗅ぐ、お尻をむずむずさせるといった行動を見せたときはトイレに行きたいサインなので、飼い主はトイレに誘導してあげましょう。
粗相したら排泄の様子を確認して
猫がトイレに不満をもっているときは、トイレに入りたがらない、トイレや排泄物のニオイを嗅ぎ続ける、トイレの時間は長いが回数は少ない、排泄時に枠に手をかけるなどの行動を取ることがあるので、一度排泄の様子をチェックしてみましょう。
粗相の原因を見極めて対策を立てる
猫はきれい好きなため、トイレは常にきれいに保ちましょう。排泄物や汚れた部分の砂を片付け、飛び散ったオシッコをふき取ってください。また、2週間に1度は全ての砂を交換し、トイレの丸洗いもしましょう。
トイレが猫に合っていない可能性も
トイレからはみ出して排泄をしてしまったときは、トイレのサイズが小さすぎたのだと考えられます。
最低限の目安として、猫が立った状態で全身が入るものを選びましょう。
また、猫用トイレにはドームタイプや屋根付きタイプなど種類がたくさんあるので、猫の好みや使い勝手に合わせて選ぶといいでしょう。
トイレの設置場所にも気を付けて
粗相をしたときのNGな対応とは
猫との信頼関係に影響を及ぼす危険性もあるので、叱るのではなく、粗相をさせないための対策をいち早く取ることに力を注ぎましょう。粗相が目立つ場合は泌尿器のトラブルの可能性もありますので動物病院を受診してください。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫にトイレのしつけは必要?排泄ケアやスプレー対策も』
文/平岡紗季
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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