猫と暮らす
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「猫のお腹にできもの…と思ったら乳首だった」 飼い主による猫についての「勘違い」を調査
みなさんもこのように、猫のことで何か勘違いをしていて、恥ずかしい思いをしたことはあるでしょうか。
【調査】猫のことで何か恥ずかしい「勘違い」をしたことがある?
今回の調査では少数ではありましたが、恥ずかしい勘違いをしていた飼い主さんはいるようですね。
【体験談】実際、猫のことでどのような勘違いをした?
- 「お迎え当初、ご機嫌のゴロゴロを体調が悪いのかと勘違いして病院へ。先生に『これご機嫌で喉鳴らしてるだけですよ~』と言われ、恥ずかしかったがほっとした」
- 「子猫の時に歯が抜けてビックリして病院に電話したら、生え変わるから大丈夫と言われた(笑)」
- 「鼻に傷ができて、あわてて病院に連れて行こうとしたら、傷ではなく鼻くそだったことです」
- 「寝っ転がりながら食べるようになったので病院に行ったら、『ただの横着』でした。病気ではなく性格が横着と言われて、恥ずかしかったです」
- 「耳がハゲてるように見えたので連れて行ったら、模様だと言われた。紛らわしい模様…恥ずかしかった」
- 「猫が丸1日以上、私の所に甘えに来なかったことがあって……フードは食べていて、お水も飲んでいて、トイレもしていたのに、『どこか痛いのか、熱があるのかも』と病院に連れて行ったら、『どこも悪くないです。何か不満があるのかもしれません』っと言われた」
- 「黒眼のとこに傷があるように思い、『角膜が傷ついてるのかも』と夜間に病院に行ったら、埃が付いてると言われました。あまり不快に思わないらしく、付いてても気にしなくて大丈夫と言われました」
- 「猫のお腹のたるみが何かの病気だと思って病院に行って、『猫のお腹がだるんだるんしてるんです』って言ったら、脂肪ですって言われたこと」
- 「『メスだよ』と譲ってもらい病院へ連れて行くと、先生から『このコ、オスだよ』と言われた」
- 「なでなでしていると、体にコリコリしたシコリのような物を見つけ、すぐに通院。結果、『みんなにあるリンパ腺です。かえって良く気づきましたね!』と…。心配しすぎでした」
【獣医師解説】動物病院に来る飼い主さんによく見られる勘違いは? 獣医師に聞いた
実際、動物病院に来る飼い主さんによく見られる勘違いには、どのようなものがあるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「アンケートにあったエピソード以外にも、お腹と足の付け根のたるみを『肥満』と勘違いされている飼い主さんが多いです。このたるみは『ルーズスキン』といって、攻撃などから体を守る役割があります。
このような勘違いは、『心配しすぎで起こった恥ずかしい勘違い』と捉えている飼い主さんもいるかと思いますが、普段から愛猫のことをよく見ていて、何か変わったことに気づけているという点で見ると、とても良いことだと思われます。
勘違いだった場合は笑い話で終わりますし、病気であった場合は早期発見につながります。もし違和感を覚えたら、ひとまずかかりつけの獣医師に相談してみるとよいでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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