猫と暮らす
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健康で長生きしてほしいから守りたい愛猫の歯。デンタルケアを嫌がる猫はどうすればいい?
健康寿命を延ばすために、習慣化しておきたい猫の歯磨きですが、猫によってはどうしても難しいことも。今回は、飼い主さんの手によるデンタルケアが難しい猫の場合どうしたらいいのか、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話をうかがいました。
成猫になってからでも歯磨きはできるの?
――猫のデンタルケアも一般化してきていますが、猫の歯磨きは成猫になってからでもできるものなのでしょうか? また、その際の慣らし方もあれば教えてください。
岡本先生:
「猫の性格にもよりますが、成猫になってからでも可能です。まずは口周りをなでるところから始めて、その延長で歯をなでられるようにする練習をしてみてください」
岡本先生:
「猫の性格にもよりますが、成猫になってからでも可能です。まずは口周りをなでるところから始めて、その延長で歯をなでられるようにする練習をしてみてください」
飼い主さんによるデンタルケアが難しい場合どうしたらいいの?
――どうしても飼い主さんの手によるデンタルケアが難しい場合、おすすめのデンタルケア用品はありますか?
岡本先生:
「デンタル用のおやつやおもちゃがいいでしょう。さまざまなタイプが発売されているので、いろいろ試してみて愛猫が好むものを用意してあげてください」
岡本先生:
「デンタル用のおやつやおもちゃがいいでしょう。さまざまなタイプが発売されているので、いろいろ試してみて愛猫が好むものを用意してあげてください」
デンタルケア用のグッズの効果は?
――デンタルケア用のグッズだと、飼い主さんが手で磨くより効果が薄いような気がしてしまうのですが、その点はどうなのでしょうか?
岡本先生:
「そうですね、直接磨くよりはどうしても効果が落ちてしまうと思います」
岡本先生:
「そうですね、直接磨くよりはどうしても効果が落ちてしまうと思います」
デンタルケア用のグッズを使わせるときに気をつけたいことは?
――デンタルケア用のグッズなどを使わせる際に、気をつけたほうがいいことはありますか?
岡本先生:
「デンタルトイの場合は猫に渡さず、片側を飼い主さんが持って調節することで、ムラが少なく磨けると思います」
――ありがとうございました。
岡本先生:
「デンタルトイの場合は猫に渡さず、片側を飼い主さんが持って調節することで、ムラが少なく磨けると思います」
――ありがとうございました。
人の手で磨いてあげるのがもっとも効果的ではありますが、難しい猫の場合は、うまくデンタルケア用のグッズを生活に取り入れていくことが大切。愛猫の好みにあったものを探し、少しでも猫の口内環境をいい状態に保ってあげたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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