猫と暮らす
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猫がブラッシングを嫌がる理由は飼い主さんにあった 嫌がるからとブラッシングしないデメリットは
猫が嫌がりやすいお手入れに、ブラッシングがあります。抵抗する猫にお手入れするのは大変ですが、全くケアしないとどうなるのでしょうか? 猫がブラッシングを嫌がる理由と、程よいケアの進め方をねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。
どうなる?ブラッシングを怠る影響
――猫にブラッシングをしないと、体にどんな影響がでるのでしょうか。
岡本先生:
「毛が絡まりやすい長毛の猫は、皮膚炎を起こしたり、引きつれて痛みがでたりする可能性があります」
――被毛の状態がよくないと、皮膚にトラブルを起こしてしまうのですね。
岡本先生:
「毛が絡まりやすい長毛の猫は、皮膚炎を起こしたり、引きつれて痛みがでたりする可能性があります」
――被毛の状態がよくないと、皮膚にトラブルを起こしてしまうのですね。
どのくらいが適切?力加減とケアの時間
――ブラッシングをするときの力加減や時間は、どのくらいが妥当でしょうか。
岡本先生:
「地肌につくか、つかないかくらいの強さで、猫が嫌がらない程度の時間おこなうのがいいです。数分程度から、個体差があります。被毛の絡まりは、ブラッシングせずに手でほぐしてください」
――絡まった毛をブラッシングでほぐすのではなく、絡まりをほどいた被毛をブラッシングするのですね。
岡本先生:
「地肌につくか、つかないかくらいの強さで、猫が嫌がらない程度の時間おこなうのがいいです。数分程度から、個体差があります。被毛の絡まりは、ブラッシングせずに手でほぐしてください」
――絡まった毛をブラッシングでほぐすのではなく、絡まりをほどいた被毛をブラッシングするのですね。
猫がブラッシングを嫌う原因と対処法
――ブラッシングを嫌がる猫が多いと聞きますが、どんな理由が考えられますか。
岡本先生:
「ブラッシングの時間が長い、力が強すぎる、被毛を引っ張られるのが強くて嫌だという理由でしょうか」
――嫌がる原因がわかっても、うまくできないこともあります。猫にブラッシングを好きになってもらうために、飼い主さんはどうすればいいのでしょうか。
岡本先生:
「最初は短時間にとどめ、おやつを与えながらおこなってください」
――いきなり完ぺきを目指さないことが大切ですね。
岡本先生:
「ブラッシングの時間が長い、力が強すぎる、被毛を引っ張られるのが強くて嫌だという理由でしょうか」
――嫌がる原因がわかっても、うまくできないこともあります。猫にブラッシングを好きになってもらうために、飼い主さんはどうすればいいのでしょうか。
岡本先生:
「最初は短時間にとどめ、おやつを与えながらおこなってください」
――いきなり完ぺきを目指さないことが大切ですね。
はじめから嫌がらない猫は少ない
――猫にお手入れを嫌がられると、飼い主さんも気持ちがへこみます。やり方がよくないのでしょうか。
岡本先生:
「最初からお手入れを嫌がらない猫は少ないです。少しずつ時間をかけて慣れていってもらいましょう」
――はじめからお手入れが好きな猫は少ないと聞くと、勇気づけられますね。貴重なお話をありがとうございました。
岡本先生:
「最初からお手入れを嫌がらない猫は少ないです。少しずつ時間をかけて慣れていってもらいましょう」
――はじめからお手入れが好きな猫は少ないと聞くと、勇気づけられますね。貴重なお話をありがとうございました。
猫がブラッシングを嫌がるのは、ケアのよさが伝わっていないだけかもしれません。ブラッシングが「好き」にはならなくても、「嫌い」という気持ちを減らしていけるよう、時間をかけてゆっくりと猫を慣らしていきたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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