猫と暮らす
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泊りがけの外出、猫の留守番どうしてる? 飼い主調査と獣医師のアドバイス
1年に何回ある? 外泊の頻度
では、やむを得ず外泊するときは、どのような留守番方法をとっているのでしょうか? 次章で詳しく見てみましょう。
外泊中の猫の留守番方法
「その他」のなかには「外泊しないので預けることがない」という意見も含まれますが、自動給餌器やトイレを多めに設置して「お留守番させる」という意見もありました。その背景には愛猫のストレスを考慮した理由や、コロナ禍の影響があるようです。
【獣医師解説】お留守番の前に考えておきたいメリット・デメリット
1. ペットホテルのメリット・デメリット
「メリットは、こまめに様子をみてくれること。病院を併設している施設も多くあるので、体調不良などの変化にも気が付きやすいです。反対に、自宅と異なる環境なので猫にストレスがかかり、食事を食べなかったり、排泄を我慢したりすることがあるでしょう」
2. ペットシッターのメリット・デメリット
「慣れた環境で過ごせるためストレスがかかりにくく、ペットカメラ等で様子がみられることはメリットでしょう。場合によっては、投薬などもお願いできます。ただ、シッターさんが来たときに隠れてしまうこともあるので、本人の様子が直接確認しづらいデメリットもあります」
3. 1匹でお留守番するメリット・デメリット
「ペットシッターの利用と同様に、慣れた環境で過ごせるのでストレスがかかりにくいことと、ペットカメラ等で様子がみられることはメリットでしょう。ただ、本人の体調の変化や、食事・排泄の様子が確認できません」
【獣医師解説】どんな注意をすべき?外泊が続く場合
外泊が続く場合に気を付けること
「排泄の内容や量に変化がないか、食事をいつもどおり食べているかに気を付けて様子をみてあげましょう。行動や性格の変化から、飼い主さん不在のストレスがかかっていないかも見てあげたいです」
思いがけない事故にも注意が必要
「外泊すると、ふだんは登らない場所や物に興味がいったり、イタズラしたりする可能性があります。いつもより長い時間家を空ける場合は、危険な場所や物がないかよく確認しておきましょう」
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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