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年末年始など長期休暇中に猫の体調の異変が起こったら 飼い主の体験談と獣医師のアドバイス
年末年始やお盆休みなど、かかりつけの動物病院の長期休暇中に愛猫に異変が起きたら、みなさんはどうしますか?この記事では、アンケートをもとに実際の飼い主さんの体験談をご紹介。あわせて、“もしも”のための準備について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
長期休暇中、愛猫の体調に異変が起きたことはありますか?

「ねこのきもちアプリ」で行ったアンケートでは、約1割の飼い主さんが長期休暇中、愛猫の異変に遭遇した経験があるという結果に。割合としては少ないですが、可能性がある以上、ふだんから愛猫の“もしも”のことを意識しておくことが大切です。
長期休暇中、愛猫に異変が!飼い主さんの体験談
長期休暇中に愛猫の異変に遭遇したことが「ある」と答えた飼い主さんからは、どんな異変が起き、どのように対処したのか、以下のような体験談が寄せられました。
※2022年11月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 128人)
※いただいた回答の中から一部抜粋してご紹介します
※2022年11月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 128人)
※いただいた回答の中から一部抜粋してご紹介します
愛猫が体調を崩したケース
- 「夜中に何度も吐いて夜間救急動物病院に連れて行った」
- 「ゆるい便と出血があったので、休日対応の病院へ行った」
- 「血尿が出て、救急で診てくれる所を片っ端から電話して探した」
- 「実家に帰省してから眼が充血しているのに気がつき、実家地域の動物休日病院を探して受診した」
- 「大晦日の朝から高齢猫が吐き戻しを繰り返して餌を食べなくなった。あちこちの動物病院に電話してみて、元日の朝から受診できる病院が見つかり受診し、入院になった」
- 「明らかにいつもと様子が違って元気がなく、カゼのような症状だったので、室温を暖かくして様子を見守るしかなかった。休みがあけてからすぐに病院に連れて行った」
- 「尿を24時間以上出さず、開いている近所の病院をウェブで探して電話して駆け込んだ。それ以来、病院の営業時間を常に気にするようになった」
愛猫が事故やトラブルに遭遇したケース
- 「新しく迎えた猫に先住猫が噛みついてしまった。傷が深かったので、年中無休の動物病院に連絡して連れて行った」
- 「大晦日に尻尾を骨折し出血した。かかりつけの病院に電話したら『連れておいで』と言ってくださり、処置を受けた」
獣医師が解説!長期休暇に備えてやるべきこと
長期休暇中、愛猫に“もしも”のことがあったら、どうすればよいのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお伺いしました。
長期休暇中、愛猫に異変が起きたら
――年末年始やお盆など、かかりつけの動物病院の長期休暇中に愛猫に異変が起きた場合は、どう対処すべきでしょうか?
岡本先生:
「開いている動物病院や往診専門病院等をすぐに探すことが大切です」
岡本先生:
「開いている動物病院や往診専門病院等をすぐに探すことが大切です」
ふだんから備えておくべきこと
――長期休暇中に愛猫に異変が起きたときに備えて、ふだんからどのような準備をしておけばよいでしょうか?
岡本先生:
「愛猫に持病がある場合は、起こりうる症状・症状に応じてどう対処したらよいかを、事前にかかりつけ医に相談しておきましょう。また、閉院中、提携している病院が対応してくれる場合もありますので、確認しておくことが大切です」
岡本先生:
「愛猫に持病がある場合は、起こりうる症状・症状に応じてどう対処したらよいかを、事前にかかりつけ医に相談しておきましょう。また、閉院中、提携している病院が対応してくれる場合もありますので、確認しておくことが大切です」
愛猫の“もしも”のために、長期休暇に入る前に準備をしておくことが重要です。しっかり備えて、愛猫と一緒に楽しい長期休暇を過ごしましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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