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猫の「耳の手入れ」をしている飼い主は4割! 手入れの必要性、飼い主が行うときのポイントは

愛猫の健康のためにと、愛猫のお手入れを日々頑張っている飼い主さんも多いことでしょう。

【調査】愛猫の耳の手入れをしている?

ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫のお手入れに関するアンケートvol.01』
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫のお手入れに関するアンケートvol.01』 205件
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん205名に「愛猫の耳の手入れをしているか」アンケート調査を実施。すると、飼い主さんの約4割が該当する結果になりました。

どのようなやり方で、どのような頻度でしている?

首をかしげる猫
getty
では、飼い主さんたちはどのようなやり方で、どのような頻度で愛猫の耳のお手入れをしているのでしょうか。具体的に話を聞きました。

数カ月、半年に1回程度

  • 「あまり汚れが出てこないので、半年に一度。シャンプーのときに拭き取りしています」

  • 「気になったら、2〜3カ月に1回程度」

月に数回

  • 「だいたいひと月に1、2回。お風呂のあとなどに、特に酷く汚れたりはしないのですが、綿棒とやわらかいティッシュで軽く擦らないように、耳あか?(ちょっと薄茶色い感じになっているところ)を拭き取りしています。人みたいに耳の中まではしません」

  • 「綿棒を使用し、月1くらいの頻度で、耳の入り口までの浅い部分のみ。奥はやらない方がいいと聞いたので」

  • 「ウェットティッシュタイプので拭いて、1カ月に2回くらいやってます」

  • 「月に何回か、汚れていたらコットンに専用クリーナーを付けて拭いています」

2週間に1回程度

  • 「耳掃除のシートを使って2週間に一度は行います。嫌がるので、ごはんの準備して寄ってきたときとかに拭いてます」

1週間に1回程度

  • 「ティッシュと綿棒。週一」

  • 「ペット用ウェットティッシュで週一のペースで拭いています」

  • 「毎週末に、綿棒の先を耳掃除専用の液につけて、耳の中と周りを拭き取っています。とくに、かゆいのか後ろ足でカキカキしてる様子を見たときは、チェックするようにしてます。ときどき、カキカキしすぎて血が出てるときがあります。そんなときは、優しく濡れた布で綺麗にしてあげてます」

毎日

  • 「除菌ウェット耳専用で、寝ているときのマッサージで、わりと毎日」

  • 「毎日のブラッシングのときに軽くウェットティッシュで拭いてあげてます」

  • 「ほぼ毎日、綿棒で見えるところを掃除しています」

汚れが気になったときに

  • 「汚くなったときに、柔らかいウェットティッシュで拭いてあげる。あまりにもひどいときは病院へ」

  • 「汚れが気になったときに、濡らしたコットンで汚れを拭き取ってます。そんなに頻繁にはしてません」

  • 「気になったときにガーゼで耳の中を軽く拭く程度」

  • 「耳垢が出やすいコなので、病院でやり方を教えてもらって、イヤーローションなどで湿らせたコットンで耳の見える部分だけ軽く拭いています。やり過ぎもよくないとのことで、耳をチェックして汚れが目立つときにやっています」

  • 「耳用クリーナーをコットンに付けて、指が届く範囲だけを拭いています。それより内側は病院に行った際にやってもらいます。頻度は汚れが目立ってきたときで、大体週に2、3度。外耳炎なので頻繁かもしれません」

動物病院などでケアをしてもらっている

  • 「月一、動物病院で。看護士さんがピンセットで綿を丸めて薬?をつけて拭いてくれます」

  • 「我が家の愛猫は耳垢が溜まりやすく、定期的に動物病院で掃除してもらいます。普段は猫用ウェットシートで指が入るところを拭いて、病院で出してもらっている点耳薬を数滴滴下して揉み込んでいます」

  • 「トリミングサロンで、月1回シャンプーをする際にトリマーさんがお手入れしてくれます。普段はブラッシング時に耳を覗いたり臭いを嗅いだりして、状態を軽く観察してます」

  • 「お手入れ用濡れティッシュで汚れを取っている。爪切りでペットショップに月1連れて行くので、ついでに耳掃除もしてもらう」

【獣医師解説】猫の耳の手入れの必要性や、飼い主さんがやる際のポイントは

くつろぐ猫
getty
猫の耳のお手入れの方法や頻度は各家庭によってさまざまなことがわかりましたが、どのようにするのが正しいのでしょうか。

「猫の耳のお手入れの必要性」や「飼い主さんがやる際のポイント」について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

猫の耳のお手入れの必要性は?

岡本先生:
「基本は汚れが気になったときで大丈夫です。ただ、汚れやすさ、汚れる要因は体質によるところもあり、お手入れの頻度ややり方も猫によってさまざまでしょう。

猫の耳の汚れは、垢、菌、ホコリなどです。多量の汚れを放置すると、さらなる炎症を引き起こす可能性があります。
ですが、やりすぎにより、皮膚への刺激で逆に炎症を引き起こす可能性もあります。そのコに合った頻度がわかるまでは通院するのが安全で確実でしょう。」

飼い主さんが猫の耳の手入れをする際のポイントは?

岡本先生:
「飼い主さんがお手入れをする場合は、専用のクリーナーとコットンを使い、指の届く範囲を軽く拭く程度にしましょう。

アンケートの回答の中には、耳道内に綿棒を使用しているケースもありましたが、この方法だと耳道を傷つけてしまう可能性があるので、やめたほうがよいでしょう」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫のお手入れに関するアンケートvol.01』
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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