猫と暮らす
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シニア猫は寒がりだった シニア猫の飼い主さんがしている防寒対策と獣医師のアドバイス
猫もシニア期に入ると、健康面でより気を使ってあげる必要があります。そこで今回は、シニア猫の飼育経験がある飼い主さんに、防寒事情について調査。また、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に、シニア猫の防寒対策についてお話をうかがいました。
シニア期の猫を飼った経験がある飼い主さんは全体の約8割!

まず実際に、シニア期の猫を飼っている、もしくは飼ったことはあるか、飼い主さんたちにアンケートを実施。その結果、全体の約8割の飼い主さんが、7才以上のシニア猫の飼育経験があるとわかりました。
シニア猫の飼い主さんに聞きました!シニア猫のために特に気を使った防寒対策は?
・「フリースのブランケットを増やしたり、ホットカーペットなど空気が乾燥しにくいもので暖かい場所をつくったりしています」
・「先代の愛猫は18才まで生きてくれましたが、暖かい部屋と常温の部屋を自由に行き来できるようにしていました。愛猫のお気に入りの猫ベッドには、猫用の電気アンカを入れていました」
・「部屋の温度を一定にして、水分をしっかり摂れるようにいろんなところに設置する。ペット用ホットマットを置いて暖を取れるようにしていた」
・「特に夜間冷えないよう、猫のハウスの底は厚いパッドを2枚、ハウスは厚手フリースのひざかけで覆う、壁側はキッズマットで覆い、時には夜間もエアコンをつけるなどしていました。亡くなる直前までかなり元気一杯でした」
・「暑がりなので暖房をつけっぱなしで出かけたりはしないが、猫が潜って暖を取ることができやすい毛布や、布団などを用意。猫自身が若い頃は嫌がっていたぬるま湯を用意すると、よく飲むようになった」
・「先代の愛猫は18才まで生きてくれましたが、暖かい部屋と常温の部屋を自由に行き来できるようにしていました。愛猫のお気に入りの猫ベッドには、猫用の電気アンカを入れていました」
・「部屋の温度を一定にして、水分をしっかり摂れるようにいろんなところに設置する。ペット用ホットマットを置いて暖を取れるようにしていた」
・「特に夜間冷えないよう、猫のハウスの底は厚いパッドを2枚、ハウスは厚手フリースのひざかけで覆う、壁側はキッズマットで覆い、時には夜間もエアコンをつけるなどしていました。亡くなる直前までかなり元気一杯でした」
・「暑がりなので暖房をつけっぱなしで出かけたりはしないが、猫が潜って暖を取ることができやすい毛布や、布団などを用意。猫自身が若い頃は嫌がっていたぬるま湯を用意すると、よく飲むようになった」
シニア期の猫は成猫よりも寒さに弱い?
――シニア期の猫は成猫よりも寒さに弱いのでしょうか?
原先生:
「シニア期の猫は若い頃に比べ、筋肉も脂肪も少ない傾向にあります。そのため熱を奪われやすく、また体の中で作られる熱量も少ないため『寒さに弱い』といえるでしょう」
原先生:
「シニア期の猫は若い頃に比べ、筋肉も脂肪も少ない傾向にあります。そのため熱を奪われやすく、また体の中で作られる熱量も少ないため『寒さに弱い』といえるでしょう」
シニア猫におすすめの防寒対策は?
――シニア猫におすすめの防寒対策があれば教えてください。
原先生:
「飼育環境内の室温が下がりすぎないように、エアコンやストーブを使って室温を一定に保ってあげること。またホットカーペットやコタツなど、シニア猫が寒いときに温まれる環境を整えてあげることなどが、すぐにできる対策になってくるのではないかと思います」
――ありがとうございました。
原先生:
「飼育環境内の室温が下がりすぎないように、エアコンやストーブを使って室温を一定に保ってあげること。またホットカーペットやコタツなど、シニア猫が寒いときに温まれる環境を整えてあげることなどが、すぐにできる対策になってくるのではないかと思います」
――ありがとうございました。
シニア期の猫の健康管理にはしっかりと気を配ってあげたいところ。今回ご紹介した内容も参考に、愛猫の好みと飼育環境にあった防寒対策を取り入れて、ずっと元気で長生きしてもらえるようにサポートしたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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