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やりすぎも注意 猫のブラッシングの正しい頻度は? プロに学びたい「保定」のコツ

ブラッシングが苦手という猫もいるでしょう。しかし、定期的なブラッシングには、猫と飼い主さん両方にメリットがあります。今回はブラッシングの方法や頻度、ブラッシングが苦手な猫のために、動物病院でも使われる「保定」という方法をご紹介。ぜひ試してみてくださいね。

猫の毎日のブラッシング方法は?

ミヌエットの咲ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
毎日のお手入れには、ピンブラシの使用がおすすめです。
短毛種の場合は、ピンブラシで毛のもつれを取り、その後ラバーブラシで抜け毛を取り除くといいでしょう。
長毛種の場合も、ピンブラシでブラッシングをしますが、毛のもつれがひどいときや、毛玉があるときは、皮膚にピンを当てないよう注意しながらスリッカーブラシでほぐしてあげましょう。毛の根元までしっかりとほぐしたいときは、ピンブラシよりもコームのほうが使いやすい場合も。

ブラッシングの頻度とやりすぎの目安は?

アメリカンショートヘアのレオンくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
換毛期の場合、長毛種は毎日、短毛種は2~3日に1回を目安にしてください。
スキンシップをかねて毎日行っても問題ないですが、ラバーブラシでのブラッシングをやりすぎると、生えている毛が抜けてしまったり、毛ヅヤがなくなってしまったりする可能性も。同じ場所のブラッシングは数回にとどめ、短毛種は5分以内に終わらせるようにしましょう。
猫が嫌がっていないときも、素早く行い、ほどほどで終わらせることが大切です。

ブラッシングの際は「保定ワザ」がおすすめ

マンチカンのミュウちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「保定」とは、円滑に治療を行うために動物看護師さんなどが使う、動物を押さえる動作を指す専門用語。猫がブラッシングを嫌がりがちな場合には参考になるかもしれません。

保定のやり方

・胸をブラッシングする場合
ブラシを持った側の肘で猫の体を固定し、反対の手で猫の顔を上に向けてブラッシングをしましょう。

・足をブラッシングする場合
片手で足の付け根を持ち、もう片方の手でブラッシングしましょう。

・しっぽをブラッシングする場合
腕全体で猫の体を固定するようにしてブラッシングしましょう。
ブラッシングが苦手な場合は、使用するブラシなどを変えてみることもおすすめです。どうしても難しい場合は、動物病院で相談したり、プロに頼んだりしてみるのもいいでしょう。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】嫌がる!やりすぎ?猫のブラッシング方法を写真で解説』(監修:相模原プリモ動物医療センター院長 加藤憲一先生)
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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