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猫のブラッシングの必要性って?【動画で学ぶ】プロの保定ワザも!

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お手入れ嫌いな猫へのブラッシングは、至難の業。しかし定期的なブラッシングは、飼い主さんにとっても利点があります。今回はブラッシングの必要性や便利グッズ、「保定」の仕方や効率良いブラッシングのコツ、さらに掃除テクニックについて解説します。

ブラッシングの必要性と効果

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猫の毛は上毛と下毛に分かれており、それぞれが成長し生え変わっていくというサイクルを繰り返しています。短毛種の猫では分かりにくいですが、長毛種の猫の抜け毛はソファーやベッド、カーペットなどに大量についていることがありますよね。

猫は自分で毛づくろいを行いますが、自分でなめて仕上げるセルフ・グルーミングだけでは手入れが行き届かないことがあります。その結果、部屋中に抜け毛が散乱してしまうのです。特に気を付けたいのが「換毛期」。気温が高くなると下毛が抜け落ちるようになり、換毛期に入った猫の抜け毛は、ほかの季節の数倍にもなります。

部屋に舞う抜け毛を事前にキャッチ!

猫の被毛は換毛期だけでなく、一年中生え変わります。飼い主さんが常にブラッシングをして抜け落ちる前に処理をしてしまえば、部屋に抜け毛が散乱することを防げます。

毛球症を防ぐ!

セルフ・グルーミングでなめとった毛は、猫の体内に入ります。その毛は、ほとんどがウンチや吐き出しによって体外へ排出されますが、胃腸で停留してしまう場合もあります。この症状を「毛球症」とよび、塊の大きさによっては開腹手術が必要になることも。抜け毛を大量に飲み込むことが原因になるので、定期的なブラッシングで抜け毛を事前に取りのぞくことで予防しましょう。

ついでにできる健康チェック!

ブラッシングをしながら体を触ることによって、ケガや皮膚病といったの体の異変の早期発見にもつながります。さらにブラシを使ったブラッシングは皮膚へのマッサージ効果も高まり、新陳代謝が促進されていきます。ブラッシングを気持ちいと感じる猫なら、ストレス解消効果も望めるでしょう。

ブラッシング1:ブラッシング便利グッズ紹介!

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ラバーブラシ

小さな突起が付いたラバー(ゴム)製のブラシです。程良くしなるため、体にそわすように使用でき、皮膚にマッサージ効果を与えることができます。抜けている毛を驚くほど取りのぞくことができ、必要以上にブラッシングしてしまうと、健康な毛まで取りのぞいてしまうことも。ほどほどのところで終了するのがポイントですね。短毛種用には、突起の短い手袋型のラバーブラシが便利です。

ピンブラシ

皮膚を傷付けないよう、先端が丸くなっているものがおすすめです。長毛種の猫によくできるもつれや塊を分離し、ほぐすために使います。

スリッカーブラシ

「く」の字に曲がった、細かい金属製のピンが密集してついているブラシです。抜けている毛を除去し、毛のもつれをほぐして皮膚にマッサージ効果を与えます。長毛種・短毛種どちらにも有効ですが、短毛種に使う場合は力の加減に注意して使用しましょう。

コーム

歯が一直線に並んでいるクシです。長毛種の毛のからまりをほぐし、短毛種の仕上げに使います。目の細かいコームは、ノミ取り用として使います。

ブラッシング2:正しい保定ワザを紹介

保定とは?

「保定」とは、動物看護士さんが使うワザ。人と動物の安全を確保しながら、円滑に治療を行うために猫を押さえる動作を指す専門用語です。動物病院やサロンでこの言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

猫は束縛されることを嫌う動物です。しかし、ジッとしていて欲しいお手入れの際には、どうしても猫を押さえなければいけません。そこで、猫の安定を保つ「保定」ワザを使えば、体も心も安定した状態を保つことができます。

動画で正しい方法をチェック!

動画を見て分かる通り、安定した姿勢で持ち上げると、猫も嫌がらずに抱きかかえられます。

Step1:猫の顔周りをゆっくりなでてから、脇に抱えるようにして外側から前足をつかみます。
Step2:内側から後ろ足をつかみます。このとき、なるべく足の付け根をつかむと安定します。
Step3:猫の体を引き寄せるようにしながら、素早く立ち上がります。猫の体全体を支えるイメージです。

この方法をとることで、抱っこがキライな猫や細身で抱っこしにくい猫でも、バランスをとりながら持ち上げることができますよ。猫の飼い主さんは、ぜひマスターしておきましょう。

ブラッシング3:猫のブラッシングは素早さがキモ!

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効率よく抜け毛を除去したいなら、この方法がおすすめ!

Step1:ラバーブラシやスリッカーを使い、背中部分の首の後ろからお尻へ向かってブラシでとかしていきます。
Step2:お腹部分は片前足を軽く持ち上げながら、わきから後ろ足へ向かいブラッシング。
Step3:首回り・しっぽ・わきの下・お腹・内またなどの細かい部分も、ササっと素早くブラッシングしましょう。

一度に抜け毛を取り過ぎてしまうと猫が体温調節をうまく行えない場合があり、体調を崩す恐れもでてきます。素早くブラッシングすることを心がけ、たとえ猫が嫌がっていなくてもほどほどで終了しましょう。

換毛期の掃除テクニック

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抜け毛がたまりやすい場所。それは、高いところだった!?

エアコンや照明のカサ、猫の通り道などの高い場所は、化繊はたきに抜け毛を吸着させて。カーペット地になっているキャットタワーは、厚手のゴム手袋で撫でるように抜け毛を集めましょう。

掃除機が使える場所は、カーペット・フローリング・たたみなど種類ごとに、掃除機の動かし方を変えていきます。カーペットは毛足を起こしながら、フローリングやたたみは目に沿ってゆっくりとヘッドを動かしていきましょう。

猫の抜け毛には、猫アレルギーを引き起こす原因物質も付着しています。今は大丈夫な飼い主さんでも、将来的にアレルギーを発症する可能性もあります。アレルギーに予防薬は無いといわれていますので、引き起こす前に抜け毛を除去していきましょう。

参考/『ねこのきもち』2016年1月号「プロの保定ワザ教えます」(監修:村尾信義先生)
    『ねこのきもち』2017年4月号「猫のお部屋もスッキリ!換毛期にすること」(監修:花島秀俊先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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