猫と暮らす
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猫に噛まれたり引っかかれてかなりのケガをすることも。飼い主調査から獣医師の伝える防止策は
6割以上の人が激痛を経験
その激痛は、何気ない日常のなかで起こりました
「猫同士のケンカを止めたときに、興奮した猫パンチが私の顔に」
「顔を近づけてきたので鼻チューかと思い、自分も顔を近づけたら鼻を噛まれたことがあった」
「なでていたら急にまぶたを引っかかれました」
「私が抱っこしているときに息子がちょっかいをだし、私が引っかかれた」
「高い所から降りれなくなり、自分の肩に降りるように促したら顔に爪が引っかかり、ほっぺにかなり大きな引っかき傷ができた」
「動物病院でワクチン接種をしたときに、痛くてビックリしたようで腕を噛みつかれました」
なかには原因がわからない攻撃も!
「娘は、何もしていないのに通りすがりに噛まれます。カプッと噛んだあとは何事もなかったように去っていくので、理由が思い当たらないです」
「なぜか、立ってるときに足を爪研ぎのようにバリバリされます」
年齢や病気、環境の変化により攻撃されることもあるようです
「台風で家が壊れ、工事などで長期間ストレスをかけたせいか、人の腕を狙って飛びかかるようになってしまった」
「てんかん発作のときに」
「猫が10日ほど入院し、自宅に連れ帰ってきたら急に怒りだして噛まれました」
【獣医師取材】猫が飼い主さんを攻撃する理由
岡本先生:
「興奮やパニックで相手や状況がわかっていないこと、不快な気持ち、不満、警戒、神経症状からでしょうか。
ただ、飼い主さんのエピソードにもありますが、てんかん発作などの神経症状により噛んだりひっかいたりする場合もあります。これは病気なのでほかのものとは必要な対応も異なります」
【獣医師取材】対処できる? 興奮や不満による攻撃
岡本先生:
「しっぽを床に叩きつけたり、動きがピタリと急に止まったり、耳を伏せて後方に引いたり、毛を逆だてたりします」
――猫から攻撃を受けないために、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
岡本先生:
「攻撃前の不機嫌・不満サインを見逃さないことだと思います」
――スキンシップ中や猫が近くにいるときは、様子を見る習慣が必要ですね。
ただし、てんかん発作などの神経症状の場合は、ケガをしないよう見守り、早めに動物病院を受診してくださいね。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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