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猫タワーってどこに置くのが正解? 猫に用意してあげたい環境は広さより高さだった

「猫は家につく」という言葉があるほど、室内環境をよく保つことは猫にとって重要です。今回は、猫のための正しい空間づくりについて、ペットライフコンサルタントの薬師寺康子さんに伺いました。3択形式でご紹介するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

猫タワーの置き場にもっともふさわしい場所は?

キャットタワーから顔を出すラグドール
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫タワーの置き場所として、一番ふさわしい場所は次のうちどれでしょうか?

(A)外を眺めることができる窓側
(B)部屋を見渡せる中央
(C)長い廊下

正解は(A) 高い場所から外を眺めることがいい刺激に

室内で暮らしている猫にとって、窓の外の鳥や虫などを眺めることはいい刺激になります。高い場所だとさらに視界が開けて外の様子を見て楽しめるので、猫タワーはなるべく窓際に設置してあげるとよいでしょう。

一般的に猫に快適な室温は?

手を上げるマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
室内で暮らす猫にとって、一般的に快適と感じる室温は何度でしょうか?

(A)19~22℃
(B)23~26℃
(C)27~30℃

正解は(B) 猫も人も快適な室温はほぼ同じ

被毛のタイプが長毛か短毛か、また猫種などによっても異なりますが、猫が快適と感じる室温は人とほぼ同じです。
季節にもよりますが、室内温度が年間を通して23~26℃になるように意識しておくと、快適に過ごせるでしょう。

猫にとって一番うれしい室内環境は?

MIX キジトラ ぷーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が過ごす室内環境として、一番うれしいと感じるのはどんな空間でしょうか?

(A)思いっきり走り回ることができる広さがある
(B)家具をあまり置いていない
(C)家具を置いて高低差をつくっている

正解は(C) 重要なのは縦の空間

猫は野生時代、木の上で長い時間を過ごしていました。猫にとって高い場所は、地上の危険から逃れることができる安全な場所。そのため、横方向の広さよりも、家具などを組み合わせた縦方向の空間づくりが重要なのです。
猫にとっての正しい空間づくりには、猫の習性に基づくものがありました。愛猫と毎日楽しく快適に過ごせるように、参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/薬師寺康子さん(ペットライフコンサルタント 「ねこままホテル」オーナー)
参考/「ねこのきもち」2022年5月号『スペシャリストが出題。知るほど愛猫を大切にできる!「ねこ検」やってみよう!』
文/小林けい
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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