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ケージの柵のすき間に挟まることも 子猫の飼い始めに注意したい意外な事故や体調変化

子猫はとてもかわいらしいですが、お世話をするのはなかなか大変です。子猫はまだ体が弱いので、少しの体調不良でも油断できませんし、排せつの促しや食事量の調節など、成猫とは違った点に気を配る必要があります。

そこで今回は、子猫をお世話するうえで気を付けたいポイントを、獣医師の小林清佳先生に伺いました。

子猫の下痢は命にかかわることがある

Mix(サバトラ)のみーこちゃんたち♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
子猫の下痢を甘く見てはいけません。寄生虫感染やウイルス感染症などの病気に罹患していたり、ミルクやフードの栄養がうまく吸収できていなかったりすることがあります。症状が急変して命に関わるケースもあるため、子猫が下痢をしたら早急に動物病院を受診してください。

子猫は冷やさない!でも感電には要注意

ロシアンブルーのブルーくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
子猫に冷えは大敵なので、常に温かくしてあげる必要があります。ただ、電熱座布団などを直接子猫に当てると、感電ややけどのリスクがあるため、段ボールなどを挟む形で間接的に温めてあげるといいでしょう。
また、湯たんぽは感電の心配はないものの、お湯の交換を忘れるとかえって冷えてしまうことがあるので、注意してください。

ケージの柵に挟まる事故も!

ラガマフィンのプリンちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
子猫は成猫に比べると頭が小さいため、柵の幅が広めの猫用ケージを使用すると、柵の間に頭が挟まってしまうおそれがあります。運良く挟まらなくても、すり抜けて脱走してしまうと危険です。子猫の頃は、柵の幅が広いケージは使用しないようにしましょう。

排せつの促しは丁寧に

スコティッシュフォールドのミヤちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
生まれたばかりの子猫は自力での排せつが困難なので、飼い主さんが子猫のお尻を刺激して排せつを促してあげる必要があります。ティッシュペーパーを使いがちですが、肛門がこすれて赤く腫れてしまうことがあるため、ぬるま湯に浸したコットンを使うといいでしょう。

フードの量はしっかりと計ろう

Mix(白)のなでしこちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い猫の場合、用意されたフードの量が多くても、残さず食べてしまうことが少なくありません。そのため、子猫の頃からフードの量はしっかりと計算して、決められた量のみ与えることを徹底しましょう。
子猫のお世話は大変ですが、手がかかる分、とても愛らしいですよね。子猫でいる期間はとても短いので、愛情をもって大切に育ててあげましょう。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2022年5月号『きっとあなたの猫もそうだった。 のぞいてみよう! 子猫育て奮闘記』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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