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脱走しやすい猫の特徴は 脱走したがる猫の心理

猫を飼育するのなら、愛猫の脱走は絶対に防ぎたい事故のひとつです。愛猫が脱走してしまうと、また無事に再会できるとは限りません。
そこで今回は、猫が脱走したがる理由をはじめ、脱走しやすい猫の特徴や脱走防止策などをご紹介します。愛猫を危険から守るためにも、しっかりと確認しておきましょう。

猫が脱走したがる理由は?

Mix(茶トラ)のイリマくんたち♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
好奇心旺盛な猫は、室内の生活では刺激が足りず、外から聞こえる鳥の声や虫の気配に興味をそそられ、外に出ようとすることがあります。また、発情期を迎えると交尾する相手を求めて、外に出たがる場合も。特に去勢していないオスは縄張り意識が強く、縄張りを広げる目的で外に出ようとすることも多いようです。

ほかにも、飼い始めや引っ越しなどの環境の変化からくる不安や、生活するうえでのストレスが引き金になって、脱走を試みる場合もあります。

どんな猫が脱走しやすいの?

Mix(キジトラ)の海(かい)くん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
脱走しやすい猫には、ある程度特徴や傾向があります。

・外で暮らした経験がある(元ノラ猫や保護猫など)
・去勢・避妊手術をまだ受けていない
・外猫と接触しやすい環境にいる
・同居猫との相性が悪い

外に対する興味が強かったり、現在の生活に不安を抱いていたりする猫ほど、脱走したい欲求が高まりやすいようです。
また、春から夏にかけては猫が脱走しやすい季節なのだとか。これは、暖かくなって窓や玄関を開ける機会が増えることや、発情期のシーズンであることが原因だと考えられています。

猫が脱走しやすい場所の対策方法

ペルシャのカカオくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の脱走を防止するためには、脱走しやすい場所に脱走防止策を施すことが大切です。

玄関

人の出入りがある玄関は、扉を開けた拍子に猫が飛び出す危険性があります。飼い主さんの帰宅時に足音を聞きつけて玄関で待ち構え、扉を開けた瞬間に逃げ出す猫もいるそうです。
脱走防止用の柵やゲートを設置したり、扉を開ける前に愛猫を抱っこしたりなど、玄関を開ける際は細心の注意を払いましょう。

窓から脱走する猫は、網戸を破ったり窓を自力で開けたりするケースが多いようです。窓の閉め忘れや鍵のかけ忘れには十分に注意し、網戸にしておく際は、網戸ストッパーなどを使って固定しておくのをおすすめします。

ベランダ

ベランダにある柵の幅によっては、猫が容易にすり抜けてしまうことがあります。その場合は、ネットなどを張って愛猫が通れないようにしておくといいでしょう。また、そもそも愛猫がベランダに出ないよう、飼い主さんがベランダに出る前に愛猫をほかの部屋に隔離しておくといった策も有効です。
必ずしも全ての猫が脱走を企てるわけではありませんが、もしものときのために脱走対策をしておくことはとても大切です。ご紹介した対策方法を参考に、室内の危険なエリアを今一度チェックしてみましょう。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫の脱走防止 おすすめグッズやSNSで話題のDIYアイデアも』(監修:プリモ動物病院 練馬院長 荒木陽一先生)
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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