1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 飼い方
  4. 問題行動
  5. おうちが嫌いなの? 完全室内飼いでも猫が脱走する理由を獣医師に聞いた

猫と暮らす

UP DATE

おうちが嫌いなの? 完全室内飼いでも猫が脱走する理由を獣医師に聞いた

「玄関を開けっぱなしにしていたら、愛猫が飛び出した」という経験をした飼い主さんもいるのではないでしょうか? 
今回は「愛猫の脱走」をテーマに、飼い主さんにアンケート調査を実施。また、猫が脱走する理由についてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。

愛猫が脱走したことはありますか?

愛猫が一時的に脱走してしまったことがありますか?
※2020年10月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 400人)
猫の脱走に関するアンケートです。(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫の飼い主さんに、愛猫が一時的に脱走してしまったことがあるかアンケートを実施しました。すると、アンケートにお答えいただいた400名のうち、半数近くにあたる191名(48%)の方が「はい」という結果に。
約半数の飼い主さんが、愛猫の脱走を経験したことがあるようです。

家のどこから脱走しましたか?

キジトラのねねちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
続いて、「家のどの場所から脱走しましたか?」というアンケートを行ったところ、以下の回答をいただきました。

・玄関と裏口
・ベランダへの窓、玄関
・ベランダ
・掃き出し窓や玄関
・庭に面しているサッシ窓から
・網戸を自分で開けた など

小さい隙間でも通り抜けられる猫ですから、玄関やベランダだけでなく、小窓からも脱走してしまうようです。

猫はなぜ脱走するの?

スコティッシュフォールド・ロングヘアのラテくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、愛猫が家から脱走する理由について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先にお話を伺いました。

――なぜ、愛猫は家から脱走してしまうのでしょうか?

岡本りさ先生:
「いくつかの理由が考えられますが、単純に『家の外が気になっている』という猫ちゃんは多いと思います。未去勢のオス猫であれば、『テリトリーを広げたい』という本能が働いて脱走するケースもあるでしょう。また、発情中や、発情している猫の声などに反応して外に飛び出してしまうことも考えられます」

――「家が嫌だから脱走した」というわけではないんですね。ありがとうございました。
脱走してしまうと、交通事故に巻き込まれる危険性や迷子になる可能性もあります。しっかりと脱走防止の対策をして、愛猫の安全を守りましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る