猫と暮らす
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犬より厳しい?賃貸物件での猫の飼育 トラブルの体験談と獣医師のアドバイス
猫を賃貸で飼っていてトラブルになったことがある人は7%
飼い主さんに聞きました! 実際にどんなトラブルが?
・「壁で爪研ぎをしてしまいぼろぼろになってしまったので、出て行くときに修繕費を支払いました」
猫を賃貸物件で飼うときに気をつけたい点は?
丸山先生:
「絶対条件は猫を飼っていい物件を探すこと!だと声を大にして言いたいです。猫の飼育可能な物件は、爪とぎや尿のニオイなどのリスクをはらむためか、ペット飼育可とされている物件でも猫はNGのことも多いようです。そのうえで、もしも近隣の方に配慮を必要とするようであれば、引っ越し後に『猫を飼育しているため、足音や鳴き声などでご迷惑をかけるかもしれません。注意してまいりますので、よろしくお願いいたします』などのお声がけをしておくと、猫と暮らすことに対しての理解が得やすいのではないかと思います」
物件をできるだけ傷つけないためにできることはある?
丸山先生:
「これはなかなか難しい課題ですが、ケージの下や食器などの下を中心に防音マットなどを敷き、音と傷に備えるといいのではないでしょうか。爪とぎ跡のつかない、貼ってはがせるシートなども売っているため、壁などには猫が背伸びをした所くらい、床から人の腰くらいの高さまで、シートでカバーするのもいいでしょう。また、積極的にといでもいい爪とぎを置いてあげたり、マメに爪を切ったりすると、家具を傷めにくいかもしれませんね。
配慮をするに越したことはありません。今はいろいろなグッズがネットにも売られていますので、お住まいに合ったものを探してみるのもいいかと思います」
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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