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猫のケンカは止めるべき? ケンカの理由と人が止めるタイミングについて獣医師に聞いた

愛猫同士がケンカしていると、止めたほうがいいのか悩む飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。今回はねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫がケンカをする理由と止めるタイミングについて伺いました。

猫はなぜケンカするの?

ケンカするあんこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
もともと猫は自分のテリトリー意識が強い生き物。強い尿スプレーなどで自分の縄張りを主張し、そこにほかの猫が侵入すると、縄張りを守るためにケンカする傾向があります。
また、発情期を迎えたメス猫の取り合いでほかのオス猫とケンカすることも。そのほか、エサや安全な寝床を守るための場合もあります。

家猫は食事や寝床の心配は必要ありませんが、相性が悪い猫同士で住んでいる場合は、ケンカの可能性がゼロではありません。
猫は単独行動を好む動物なので、いつもほかの猫がいてプライバシーが守られないと感じるとストレスになり、ケンカになってしまうケースもあります。

基本的に致命傷になる程争わない

ケンカするロアくんとふわちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
よほどのことがなければ、致命傷になるようなケンカに発展することはありません。猫は基本的に本能で「相手のほうが強い」と感じると、素早くその場から立ち去り無駄なケンカを避けようとします。両者が引かない場合に、ケンカに発展するのです。

猫のケンカは止めたほうがいい?

仲良くチュールを食べる2匹
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のケンカは、にらみ合いやお互いに威嚇し合うところからスタートし、パンチや噛みつきなどどちらかが先制攻撃を仕掛け、取っ組み合いに発展します。
最終的にどちらかが逃げ出すか、うずくまって動かなくなると勝負が決まり、負けた猫を深追いしてまで追い詰めるようなことはしません。ケンカをすることでストレスを発散している可能性もあるので、無理に人が介入して止める必要はないでしょう。猫もか理由がわからずに戸惑ってしまうこともあるかもしれません。

ただし、ケガを負うようなケンカに発展しそうな場合は、大きな音を出して驚かせるなどして気をそらせるといいでしょう。
猫のケンカにも理由やルールがあるので、基本的には見守ってあげて、怪我がないようにだけ注意してあげてくださいね!
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫のケンカにはちゃんとした理由やルールがある!?』
   ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫はケンカを好まない? 威嚇する理由と猫なりの「戦いのルール」があった』
文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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