猫と暮らす
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愛猫へイヤな接し方をされないために! 来客にお願いすべきこととは
「来客から愛猫にイヤな接し方をされた」経験がある飼い主さんは約3割!
飼い主さんに聞きました! 来客にされた「愛猫へのイヤな接し方」
- 「『かわいい~』と大きな声をあげたり、じっと見つめたり、怖くて固まっているのにかまおうとする。好意からの行動なのがわかるので、注意もできずに困ってしまった」
- 「大きな声で猫の名前を呼びながら突進していったので、猫が怖がって『シャー』ってなっちゃった」
- 「明らかにイヤがっているのに、逃げようとしてもずっと捕まえてなで続けていた」
- 「触りたくてしつこく追う」
- 「足音がうるさい。大きな声でしゃべる、騒ぐ」
- 「子猫だったころ、口の中に手を入れた人がいて猫も家族もびっくり! それ以来、猫はその人が大の苦手になっています」
- 「猫を見るなり、いきなり首根っこをつかまえて猫掴みしてきた」
- 「猫をなでてかわいがってはくれたのですが、扱いが雑でイヤでした」
猫が嫌がっているのに無理に触ろうとしたり、猫に雑な扱いをされたりしたことに、イヤな気持ちになった飼い主さんが多いようですね。
【獣医師解説】家に来客があるとき猫にすべき配慮とは
――家に来客がある場合、飼い主さんが愛猫にできることはなんでしょうか? 来客の事前・事後それぞれで、愛猫に対してすべきこと・できることを教えてください。
岡本先生:
「好きな所に隠れられるようにし、来客が帰宅した後は猫自ら出てきてくれるのを待ちましょう。また、慣れているケージに入っていてもらったり、警戒心の強いコにはタオルなどで目隠しをしたりしてあげるのもいいでしょう」
――来客があることで猫がイヤな思いやストレスを感じさせないよう、来客者にはどうしてもらうべきでしょうか? 来客者に対してあらかじめお願いすべきことを教えてください。
岡本先生:
「猫にはかまわず知らんぷりしてもらう、猫から近づいてきたときに触ってもらう、猫が逃げたときは追いかけないようにしてもらうなど、猫に配慮した関わり方・接し方をしてもらうようにしましょう。
そのほか、大きな声を出さない、大きな物音を立てない、なるべくゆっくり動いてもらう、といったこともお願いできたらいいかと思います」
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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