猫と暮らす
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再発しやすい猫の膀胱炎 早期発見する方法や予防法を獣医師に聞いた
再発しやすいといわれている猫の膀胱炎。なぜ猫は膀胱炎を再発しやすいのか、予防策はあるのかなど、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。また、膀胱炎のサインについても教えていただきましたので、早期発見にもつなげてみてください。
粗相は膀胱炎のサインのことも
――冷蔵庫の上や新しいラグの上など、猫がトイレ以外の場所で粗相をしてしまうことがあります。トイレ以外の場所で粗相をしてしまう理由として、体調不良なども考えられますか?
岡本先生:
「体の痛みがあるケースや、膀胱炎、腎臓病、糖尿病などの病気のサインの場合もあります」
岡本先生:
「体の痛みがあるケースや、膀胱炎、腎臓病、糖尿病などの病気のサインの場合もあります」
再発しやすい膀胱炎
――猫の膀胱炎は再発しやすいといわれていますが、なぜ再発しやすいのでしょうか?
岡本先生:
「猫の性質で、飲水量が少ない傾向にあります。そのため、排尿の回数が少なくなり、尿が濃くなってしまいやすいのです。それが原因で、細菌が繁殖したり、石ができたりしやすいからと考えられます」
岡本先生:
「猫の性質で、飲水量が少ない傾向にあります。そのため、排尿の回数が少なくなり、尿が濃くなってしまいやすいのです。それが原因で、細菌が繁殖したり、石ができたりしやすいからと考えられます」
膀胱炎の再発防止のためにできること
――猫の膀胱炎を予防するため、また、再発を予防するためにはどのようなことをしたらいいでしょうか?
岡本先生:
「まずは、水分摂取量を増やすことが大切です。水場を増やしてあげたり、ささみの煮汁など好きな味の水にして水分摂取を促したりする方法もあります。また、食事にウェットフードを取り入れてあげるのも、水分摂取量を増やすひとつの方法になるでしょう」
岡本先生:
「まずは、水分摂取量を増やすことが大切です。水場を増やしてあげたり、ささみの煮汁など好きな味の水にして水分摂取を促したりする方法もあります。また、食事にウェットフードを取り入れてあげるのも、水分摂取量を増やすひとつの方法になるでしょう」
粗相にも膀胱炎など病気のサインが隠れていることがわかりました。膀胱炎にならないために予防をし、万が一なってしまった場合は、再発しないように気をつけて生活をしていきましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/山村晴美
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