猫と暮らす
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進行すると命を落とすことも 知っておきたい猫の気管支炎の症状と対策を獣医師に聞いた
猫の気管支炎はどんな病気?
特に若い猫の場合、猫カゼをこじらせて感染・炎症が気管支まで広がり、気管支炎を発症することが多いでしょう。高齢猫は、完治が難しい「慢性気管支炎」や、炎症によって細くなった気管支によって呼吸困難に陥る「猫喘息」の発生が多くなる傾向があります。
猫の気管支炎の主な症状とは
猫カゼが原因の場合は、鼻→のど→気管・気管支へと炎症が広がっていくため、のどに炎症があると猫も人と同様に痛みを感じます。そのため、フードが飲み込みにくい、えずく、声が出にくい、かすれるといった症状が特徴的に見られます。
猫が気管支炎になった場合の対処法
自宅でのケアは、のどに痛みがあるので、飲み込みやすいウエットフード(総合栄養食)に変えるのが一案です。ウエットフードを電子レンジで人肌程度の温度に加熱すると、のどへの刺激が和らぐでしょう。
また、のどの痛みが緩和される消炎鎮痛薬もあるので、かかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。
参考/「ねこのきもち」2021年5月号『体験した飼い主さんのリアルな疑問に獣医師がアンサー ねこに多い病気、そこが知りたい!vol.12 気管支炎』
文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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