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猫の散歩どうしてる?リードをつけた散歩の必要性

猫にはあまり散歩をするイメージがありません。しかし、猫用リードが市販されているなど、散歩が必要なのかどうか気になる飼い主さんは多いのではないでしょうか? 今回は、愛猫にリードをつけて外を散歩したことがあるかアンケートを実施。
また、猫の散歩の必要性と注意点についてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

「リードをつけて外を散歩していない」が約9割

愛猫にリードをつけて外を散歩しますか?
※2023年6月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 107人)
猫の散歩についてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
今回のアンケートでは、愛猫にリードをつけて外を散歩したことがあるかを調査。7割の飼い主さんが「したことはない」と回答する結果になりました。「したことはあるが今はしていない」と合わせると、約9割が散歩をしていないようです。

「よくしている」は5%。「たまにする」と合わせても散歩する派は12%と少数派です。

する派・しない派、それぞれの理由は?

エコーくんのニャルソックポイント
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
アンケートでは、散歩をする派・しない派の理由も伺いました。

する派
・「外に行きたがる」
・「ごくたまに決まったコースに行きます。しっかりリードをつけてです」
・「リードで出ますが、ある一定の場所で止まります」
・「庭仕事のときに。普段はリードよりペットカート派です」
・「外ばかり見ているので気分転換に15分程度庭に出しています」
・「いざというときに備えてペットカート、ハーネス、リードに慣らしています」

しない派
・「脱走防止のため」
・「地震に備えてリードに慣らそうとしたら、それがきっかけで外好きになってしまい脱走するようになって以来やめています」
・「逃げてしまったらどうするのかを想像するだけで恐ろしい」
・「外を怖がる」
・「ノミやダニがついてしまうのを避けたい」
・「動物病院で『散歩してもいいことはない』と言われた」
・「一度してみても楽しそうではなかった」
・「車の下に入ってしまったり木の周りを回ったりしてコントロールできない」

【獣医師解説】猫の散歩の必要性と注意点

ヌンチャクちゃん初のベランダ散歩
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫にリードをつけて外を散歩する必要があるのか、また散歩するときの注意点をねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

――猫に散歩は必要でしょうか。

岡本先生
「基本的に必要ありません。猫は縄張りの中で生活する生き物なので環境の変化に弱く、散歩はストレスやパニックを引き起こすおそれがあるからです」

――散歩をする場合の注意点を教えてください。

岡本先生
「猫は体が柔らかく、ハーネスが抜けやすいので、きちんとサイズの合ったハーネスを使用してください。また、ノミ・マダニ予防の徹底も必須です」
猫に散歩は基本的に必要ありません。散歩に行きたがる愛猫であれば、対策をしっかりして楽しむとよいでしょう。散歩を楽しむ愛猫たちは、サイズの合ったハーネスをしっかりつけて散歩を楽しんでいるようです。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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