猫と暮らす
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猫の抜け毛問題 飼い主たちの抜け毛の対策を調査してみた
また、抜け毛対策にもなる猫の被毛ケアについて、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に解説していただきます。
8割の飼い主さんが気になっている、愛猫の抜け毛
洋服に付いた抜け毛はどうしてる?愛猫の抜け毛対策
・「家にいるときは毛が付いてもよい服を着ている」
・「出がけ間際にコロコロクリーナーを使っている」
・「まめなブラッシング」
・「部屋着は毛が付きづらい素材(ポリエステルやリネン)を着て、外着はクローゼットで保管」
・「我が家の猫は白猫なので、白い服ばかり着ています」
・「猫アレルギーなので日々のブラッシング、掃除機、フローリングワイパー、コロコロを欠かしません」
・「あきらめる」
・「仕事中や外出時に毛を発見すると『ここまで付いてきたの?』と愛おしい」
・「押し入れやタンスに近づけないようにしている」
・「月1シャンプーで皮脂と抜け毛を取り除き、皮膚を清潔に保つ」
粘着テープなどを常に手の届く位置に置いていたり、出かける前には必ずかけたりといった方法は、抜け毛取りの強い味方といえそうです。
【獣医師解説】猫の抜け毛の対策はどうする?
――猫の抜け毛の医学的問題点を教えてください。
白山先生:
「猫が毛を大量に飲み込むことで胃の中で大きな毛の塊(毛球)となって停滞し、食物の通過を阻害したり、胃粘膜を刺激します。この結果、嘔吐や食欲不振などをもたらす「毛球症」を引き起こす危険性が。また、毛玉ができることによる皮膚炎の危険性もあります」
――被毛ケアのおすすめの方法はありますか? 抜け毛の量を減らせる方法はあるのでしょうか。
白山先生:
「こまめなブラッシングは基本のケア方法です。加えて、固く絞ったタオルなどで被毛の汚れや皮脂をとるのもよいでしょう。嫌がらない場合にはシャンプーがおすすめです。短毛種は換毛期に1回程度、長毛種は月に1回程度の頻度を目安にしてください」
取材・文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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