猫と暮らす
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【調査】猫は「季節の変わり目」で体に影響が出る? 起こりがちな猫の体調の変化を獣医師に聞いた
【調査】愛猫が季節の変わり目が関連していると感じる不調になったことがある?
【体験談】季節の変わり目が関連していると感じた愛猫の不調は?
- 「そこまで不調ではないですが、暑くなってくると食欲がすごく落ちてきます」
- 「鼻水が出たり、お腹を壊したりしたことがあります」
- 「ごはんの食べる量が減ったり、お腹がゆるくなってしまう」
- 「風邪をひいたり、下痢がちになります」
- 「目の充血とくしゃみ。毎年似た時期にそうなるので、花粉症の疑いありと言われた」
- 「涙が出る、白目の部分が赤くなっている、目やにが多くなる等の症状が出ることがある」
- 「アレルギー体質なので、季節の変わり目には顔周りを痒がって掻いたり、胃腸炎になって吐いたりします」
- 「ここ数年、5、6月くらいになると、急な暑さで夏バテみたいな感じになります。ごはんを食べる量が少なくなったり、寝る時間が長かったり。17才の高齢猫なのでいよいよ寿命かなと思いつつも、見守っています」
- 「食欲が落ちる。最初は心配で病院に行くも、特に異常なし。その期間を過ぎるとまた元に戻るので、季節の変わり目だからかなと思い毎回様子を見ている」
- 「今いるコではなく前にいたハイシニアのコが、天気が悪かったり、季節の変わり目には明らかにかったるそうだったり。吐き戻しがあり、夜間救急にかかったことが数回あります」
【獣医師解説】季節の変わり目で起こりがちな猫の不調の事例
「季節の変わり目による猫の不調には、次のようなものがあげられます。
・季節性のアレルギーを発症する
・季節の変わり目の気温の変化から、猫風邪の症状が出たり、消化器症状が出るコがいる
・猫は寒さに弱いコが多く、冬になると泌尿器の疾患が増える
季節の変わり目で飼い主さんが愛猫にできる配慮としては、次のようなことです。
・室温や湿度を調節する(エアコンが苦手なコも多いので、あったかグッズやひんやりグッズも併用する)
・愛猫の体調が悪そうなときに『季節の変わり目だから』と様子を見ずに、早めに動物病院を受診する
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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