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猫は老いるとどのように変化するか 健康な成長と老化について

猫の体は年齢とともに変化します。子猫期は著しい成長によって大きな変化があり、シニア期に入ると体質の変化とともに見た目も緩やかに変化していく傾向です。そこで今回は、猫の成長と健康な老化で見られる見た目の変化を、年代ごとにまとめました。

【0~1才】子猫期は成長著しい

きらきら女子の福ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は生後2週間までに目が開くようになります。これが最初に見られる大きな体の変化です。
歯は乳歯が生後3か月ごろまでに生えそろい、生後半年ほどで永久歯に生え変わります。

体は子猫期の1年で大きく成長します。1年で体長は30~40センチになり、体重は2.5~3kgほどになるのが一般的です。ただし、個体差や猫種によっても成長には大きな差があります。

【1~7才】成猫期は基本の体型に

3才のるなちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
成猫期は基本の体つきになり、大人の見た目になります。この頃の体重を基本として、体調の変化などを見ていくのが一般的です。筋力のついた、しなやかな体つきとなって、表情にも精悍さが出てきます。

【7~15才】シニア期は筋力が落ちてくる

12才の誕生日のちょこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
7才を過ぎるとゆるやかにシニア期へ入ります。この頃になると徐々に代謝が落ち、太りやすくなる傾向が。また、筋力も落ちてくるため、行動にも落ち着きが増し、表情がやわらかくなることもあります。

若く見えても内側から徐々に老化は始まっている時期です。毛や皮膚に乾燥が見られることも。

【15才~】ハイシニア期は見た目にも老化が分かる

17才の仲良しきょうだい
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
15才を超える猫はハイシニア期として、老化が目に見えてわかるようになります。やせてきたり、毛並みにツヤがなくなったりするほか、瞳が混濁したり、歯が抜けたりと生活機能に支障をきたす変化も出るかもしれません。

個体差が大きい時期ではあるものの、一律に老化が目に見えるようになる時期でもあります。
日々愛猫と一緒に暮らしていると、その変化に気づきにくいかもしれません。いざというときに備えて写真を撮っておくと、比較しやすくなるでしょう。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2019年10月号『若いうちからも! 見た目と行動を正しくジャッジしよう 猫の変化、病気?それともエイジング?』
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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