猫と暮らす
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【調査】うちの猫が好きな変わった「ニオイ」 猫が本能的に好きなニオイを専門家に聞いた
読者のかたに聞きました!愛猫が好きな意外なニオイ
・「セロリ」
・「ローズマリーのニオイが好きみたいで庭の手入れをするとスリスリしてくる」
・「バニラのアイスやさつまいもなど甘いもののニオイですね。甘いものは苦手かなと勝手に思っていたのでびっくりです」
・「トーストしたパンにバターを塗ると、すぐに寄ってくる」
・「柑橘系や香草類のニオイの強いものは苦手だと思っていたのですが、買ってくるとすぐに寄ってくるので好きなニオイなのでしょうね。そのため、イタズラ防止の柑橘系スプレーは全く効果ありませんでした」
人にとってもいいニオイだと感じるものや、人でも好き嫌いがわかれるものなど、猫の好きなニオイはさまざまなようです。
読者に聞きました!愛猫が好きな驚きのニオイ
・「何日も穿いたパジャマのズボンが大好きらしく、抜け殻になったパジャマのズボンの上で気持ちよさそうに寝ています」
・「来客があると、必ず玄関に靴のニオイをかぎに行きます」
・「飼い主の枕のニオイが好きみたいです。寝室の枕をかぎながらうっとりしたり、枕の上でお昼寝をしたりしています」
・「使い捨てカイロのふくろ」
なぜそのニオイが好きなのか不思議に感じるもののニオイが好きなコもいるようでした。
猫の好きなニオイ、嫌いなニオイとは?
猫がバッグや靴などを好むのは、肉食動物である猫が本能的に好んでいる動物の皮が素材の場合や、関心をひく外のニオイがたくさんついているのかもしれません。
反対に、柑橘系のすっぱいニオイを嫌うのは、ものの腐臭を思わせるから。腐ったものを食べることが危険だということを本能的にわかっているのでしょう。
また、飼い主さんの体や服、靴などを“くんくん”とするのは、飼い主さんのニオイが好きだから。飼い主さんは安心できる存在だということが記憶に刷り込まれていて、ニオイをかぐことでいい経験を思い出し、リラックスできるのでしょう。逆に、猫が特定の人を嫌うのは、その人に無理やり抱きかかえられたなどの経験があり、そのニオイと経験が結びついて猫に記憶されている可能性があります。
参考/「ねこのきもち」2023年9月号『嗅覚をめぐる、9つの真実 猫のくんくんのヒミツ』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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